労働組合としては当然
なぜか、労働組合とは労働者の利益を追求すべき存在であるという基本を忘れた人がいっぱいいるようですが、
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS18023_Y4A110C1PE8000/?dg=1(連合東京が舛添氏支援へ 都知事選、民主と一線 )
そりゃ、脱原発の一枚看板以外は空白の石版で、いまだに政策に雇用も福祉も全く出てこない人を、さすがに労働組合が支持するわけにはいかないでしょう。電力労連であろうがなかろうが、物事の筋として。
その社会政策の中身がいいか悪いかについては、原発一枚看板でない人の間では議論がありうるでしょうけどね。
ドタバタ劇を見ていると、ある種の人々は「ぶっ壊す」政治活劇にしか関心が無い人たちなんだな、と。そういうたぐいの人が深刻ぶった顔つきで糾弾すればするほど滑稽。
(追記)
ちなみに、小泉・細川連合のブレーンといわれる古賀茂明氏についての、本ブログにおける過去エントリ:
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-916a.html(古賀茂明氏の偉大なる「実績」)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2011/06/post-9945.html(そうだよね!と共感できる、同じ視点のコメント)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-67d2.html(古賀茂明氏についての本ブログにおける若干の言及)
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想像以上の「接戦」だったが名護市長選挙は勝った。あれだけ札束まみれの露骨な利益誘導をされながらも…と思う。そして南相馬市でも桜井市長が再選を果たした。それに引き替え…連合東京は! ある知人から「辞めて良かったじゃないか」と言われて返す言葉がなかった。そういう問題ではなく、舛添支援という愚かしい決定を、なぜ止めることができなかったのか率直に悔しい。前回の猪瀬支援より、さらに酷いし、それが「誤り」であったことへの「反省」が何ひとつない。本来は当時の会長等は責任をとって辞任すべきだったのに…。も...... [続きを読む]
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