パート法改正案提出へ
今年1月5日の日経新聞に
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO64886560V00C14A1MM8000/(パート、有期雇用も同待遇 正社員と同じ仕事なら 厚労省方針、1月にも改正案)
という記事が載りましたが、今週木曜日(23日)の労政審均等分科会に法案要綱を示すようです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000034606.html
1 「次代の社会を担う子どもの健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律案要綱(次世代育成支援対策推進法の一部改正関係)」について(諮問)
2 「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案要綱」について(諮問)
一昨年の6月に審議会の建議をしてから1年半棚上げ状態でしたが、ようやく法律化するようです。
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濱口先生、はじめまして。
正社員と同じ仕事なら
ここの部分の要件がかなり重要になりますね。企業側からすると、一見、同じような仕事でも「責任の範囲」が正社員の方が広いんですよ、という言い訳が通ってしまうようではこれを定める意味ってどれぐらいあるのかと思ってしまいます。パートタイマーも働き方が多種多様ですが、どのぐらいのパートタイマーが対象となってくるのか割合も気になります。
パートタイマーを店長に活用するなどとしている企業がありますが、そのような場合については確実に 正社員と同じ仕事 の要件には該当しそうですね。パートタイマーを店長にするという意味は、ただの人件費削減なのではと思っているのですが(そのパートタイマ店長にかかわる労務費のデータを拝見したことがないので)、仮に人件費対策としてのパートタイマー店長だったとしたら、ある程度、このような店長にまつりあげられたパートタイマーは報われるのかもしれないと感じています。
投稿: Jun.H | 2014年1月21日 (火) 23時43分