仕事に真面目じゃない「経営者目線」
「らじお」さんの瞥見した「経営者目線」なひとの行動様式
https://twitter.com/radio826/status/415653431370477568
喫茶店で採用面接している担当者が「会社の理念を共有し経営者目線で一緒にビジョンを描ける人でないと正社員として採用はしない。言われた仕事を一生懸命やるだけの人はアルバイトで十分。」とか言ってる。一方採用希望の方は、親の介護がどうとか言ってて、ガッツリ働こうという気はなさそう。
https://twitter.com/radio826/status/415655195654094849
面白いのは、その採用担当者が、取引先から仕事催促の電話が入ってるのにほったらかしにして、面接終了後も一緒にいる部下に「正社員の経営者目線」の重要性について長々と語っていること。まず自分が真面目に仕事したら?って思う。
https://twitter.com/radio826/status/415656346273337344
それほど会社の中心にいるとは言えない社員にまで「経営者目線」を要求するのって、ほんとの中心メンバーが明確な意思決定とその適切な伝達ができなくて、その責任を下に押し付けてるだけじゃないかとも思う。
会社に対するロイヤルティに精一杯で、仕事に対するロイヤルティまで手が回らない、ってとこですか。
親の介護と折り合いをつけながら、自分にやるべき仕事を精一杯する人と、取引先からの電話をほったらかしにして経営者目線を振り回す人と、どっちが会社に役に立つか、ってはなしなんでしょうけど。
ま、こういう「経営者目線」教信者を増やすことに一生懸命な布教者がいっぱいいると、経営者目線で無限大に働こうとする労働者を大量に活用できるので、その意味では便利なのかもしれません。
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