久しぶりに『新しい労働社会』評
読書メーターで、久しぶりに『新しい労働社会』(岩波新書)への書評が載りました。
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33896874
日本の労働問題について一冊読めば大体わかる。「労働なきコーポラティズム」に象徴されるように日本は昔から労働組合の力が弱い。右肩上がりの成長を続けていた時期はそれでなんとかなったが、フルタイムの非正規労働者の出現で労働行政も大きな転換期を迎えていると感じた。少し細かい内容も多いが、マスコミや他の新書より突っ込んだ内容。労働行政の難しさと面白さがわかる。
« 規制改革会議雇用WG報告 | トップページ | 『若者と労働』重版のお礼 »
「新しい労働社会」カテゴリの記事
- 京都大学経済学部図書館の「留学生へのおすすめ」(2020.10.10)
- 日本大学法学部の推薦図書に(2019.01.31)
- 『新しい労働社会』電子書籍化(2018.08.09)
- 自分の頭で考えるヒント(2017.10.16)
- 拙著評いくつか(2017.04.29)
コメント