インドネシア訪日団へのレクチュア
本日、インドネシア政府の労働行政担当者らの訪日団に対して、日本における三者構成原則の歴史と最近の動向についてレクチュアいたしました。
第一次大戦後のILO総会に日本の労働者代表を送る際の混乱から始まって、戦前戦後の進展、さらに近年の規制改革会議福井秀夫氏による三者構成原則への正面批判、民主党政権の「政治主導」の労働者を無視した帰結、そして今年に入ってからの特区騒ぎや、一方で政労使協議による賃上げ問題など、一通り喋って2時間ほどになりましたな。
賃上げ政労使協議については、その直前に某方面から興味深い話を聞いていたりしましたが、もちろんそれはこちらの胸の内で。
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