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2013年10月12日 (土)

広田他編『福祉国家と教育』

122097 広田照幸・橋本伸也・岩下誠編『福祉国家と教育 比較教育社会史の新たな展開に向けて』(昭和堂)を、執筆者の広田照幸・森直人さんよりお送りいただきました。ありがとうございます。

http://www.showado-kyoto.jp/book/b122097.html

近現代の教育・学校の展開をめぐる国家と社会の関係性を、福祉国家の変容と関連づけて構造的に取り出すことを試みる。

福祉と教育という、労働と並んで社会政策の基軸の2分野の関わりを歴史的に分析した本です。

第Ⅰ部 提議
近現代世界における国家・社会・教育
 (橋本伸也/関西学院大学文学部教授)

第Ⅱ部 応答と対論

1 「長い一八世紀のイギリス」における教育をめぐる国家と社会
 (岩下誠/青山学院大学教育人間科学部准教授)

2 日本近世公権力による人口と「いのち」への介入
 (沢山美果子/岡山大学大学院社会文化科学研究科客員研究員)

3 フランスにおける「公教育」とその多様な担い手
 ――19世紀前半の諸島学校をめぐって
 (前田更子/明治大学政治経済学部専任講師)

4 オスマン帝国における近代国家の形成と教育・福祉・慈善
 (秋葉淳/千葉大学大学院人文社会科学研究科准教授)

5 ドイツにおける社会国家形成と教育福祉専門職の成立―ジェンダーの視点から
 (小玉亮子/お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科教授)

6 前世紀転換期イングランドにおける教育の政治空間
 ――ロンドン学務委員会における女性議員を中心に
 (内山由理/首都大学東京大学院博士課程)

7 アメリカ型福祉国家における連帯の問題
 (長嶺宏作/日本大学国際関係学部助教)

8 福祉国家と教育の関係をどう考えるか
 (広田照幸/日本大学文理学部教授)

第Ⅲ部 討議

1 二〇世紀福祉レジームの形成と教育をめぐる諸問題――日本の経験に即して
 (森直人/筑波大学人文社会系准教授)

2 東欧近現代史から見た「市民社会」
 (姉川雄大/千葉大学アカデミック・リンク・センター特任助教)

3 新自由主義時代の教育社会史のあり方を考える(岩下誠)

広田さんには、必ずしも直接に関わらない分野のものであるにもかかわらず、いつもいつも心にかけていただいて有り難い限りです。

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