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2013年10月 6日 (日)

最近の拙著書評

先日、土田宏樹さんの書評を紹介しましたが、その他にもぼちぼちと、拙著への書評が続いております。その中からいくつかを紹介。

http://nishimiyahara-law.com/%e6%9b%b8%e8%a9%95/1100/(西宮原法律事務所)

いっぽう、濱口さんの本はもう少し学術的な性格が強く、労働省やEUでの勤務、政策研究大学院大学等での研究を踏まえて、日本の若者雇用に関する政策の推移を「ジョブ型社会」と「メンバーシップ型社会」という概念を用いて整理し、今後に向けた提言をされている好著です。

http://d.hatena.ne.jp/sunasand/20130928(LoS (Locus of Scent))

最近読んだ濱口桂一郎の「若者と労働」がほんとうにおもしろくて、テンションが上がっている。自分やその他わかものを取りまく労働のしくみや、教育との絡みはすごく気になっていて、そこに触れる内容だった。この本で読んだことを土台にして、いろいろな学びを積み重ねていけるという予感がする。もし内容がまるきり嘘っぱちだったとしても読んでよかったと思う。
まったく違うルートからのインプットが重なり、厚みが生まれつつあることへのぞくぞくする気持ち。知り合いの知り合いが知り合いだったときの、いままでと違う次元の光が垣間見える瞬間。臆せずゆこう。

https://twitter.com/shimitection/status/384163480867049472

濱口『若者と労働』がすごい。冷静に理知的に日本の若者の労働問題を分析している。しかも文章が研ぎ澄まされている。

https://twitter.com/shimitection/status/384317780696133634

濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』読了。近年稀に見る良質の新書だった。欧米はジョブ型雇用、日本はメンバーシップ型雇用という対立を軸に、すっきりと若年者雇用の問題を「解きほぐし」ている。しかもすごいのは、最後まで話が滑らかに連続してる美しい語り口。

https://twitter.com/shale_tw/status/386318625239363584

読んだ本:「若者と労働」(濱口桂一郎・中公新書ラクレ465)…読んだ後に、世の中がよりすっきりと見通せるような、そういう本があるだろう。本書はそれだと思う。こんにちの日本若者雇用問題はなぜ起きて、難しいのか。企業、政策のすれ違いを国外と比較する。最後は提言。

あと、本ではなく、講演の感想として、

http://ameblo.jp/macaron716/entry-11628889028.html(神戸労働法執務室)

・・・濱口先生は、労働法の諸問題について現場の生の姿をほんとうによく見ている方だなと思います。労働法学者の多くは、企業に就職しないまま、また大学のような特殊な世界に属するので、労働の泥臭い部分を知っているのか疑問に思うこともあります。しかし、濱口先生は、現場のことをちゃんとわかっていて、実態に近いところで分析されています。そこが労働法学者とは違う視点だと思います。だから、私たち社労士が日ごろ、現場と向き合う問題を理論的に論じていおられるので、妙に納得を得やすいのかもしれません。・・・

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