労働市場政策における職業能力評価制度のあり方に関する研究会
9月20日、労働市場政策における職業能力評価制度のあり方に関する研究会の第1回目が開かれました。その資料がアップされています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/0000023905.html
開催要綱によると、
・・・「多元的で安心できる働き方」の導入促進を図るため、「多様な正社員」等へのキャリアアップ支援、円滑な労働移動支援といった、労働市場政策上の観点から、業界検定等の能力評価の仕組みを整備し、職業能力の「見える化」を促進することが重要な課題となっている。・・・
という問題意識が基本にあるようで、
(1)労働市場政策上の職業能力評価制度の意義、
(2)現行各種検定制度等の意義、課題、
(3)今後の職業能力評価制度等の在り方
について検討を行っていくということです。
参集者は、
にあるとおり。
主な論点として挙がっているのは、この2枚紙ですが、
・・・ジョブ型労働市場にあって、業種・職種固有の職業能力の重要性が高まっていると言えるが、一方、職務環境や内容が変化すると、市場価値が低下(陳腐化)するという側面があるが、能力評価上どう考えるべきか。また、それらは、業界内で共通性の高い能力と、企業特殊性の高い能力に大別できるが、両者の比重は一般にどの程度と言えるか。これら職業能力について、職業能力の構造上の位置づけ、能力開発や評価の可能性をどのように考えるべきか。・・・
と、本筋に斬り込む議論をしようとしていますね。
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