ブラック企業対策@『読売新聞』
本日の読売新聞朝刊の第11面に、大津和夫記者の「ブラック企業対策 就労環境整備踏み込め」という4段抜きの記事が載っています。
その中で、わたくしの発言も引用されています。
・・・この問題で深刻なのは、若い社員が使い捨てにされている点だ。正社員は従来、一時的に酷使されることはあっても、長期雇用や年功賃金など先々の保障が期待できるのが一般的だった。だが、ブラック企業は「見返りのない滅私奉公を強いる」(労働政策研究・研修機構の濱口桂一郎統括研究員)点で大きく異なる。景気低迷で人を育てる余裕が企業に失われつつあることが背景に挙げられる。
このあと、「カモがいくらでもいる状況」という社労士さんの言葉などがあり、EUの休息時間規制の導入、労働法教育の必要性などにも記事は触れています。
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書評を探して翌週のSPA!を読んだ旨コメント致しましたが、その号の中で与沢翼という起業家がまたしてもホリエモン的的外れな労働基準法批判を述べていました。こういった似非ベンチャー起業家やが多いと起業するなと思ってしまいます。
投稿: RUI | 2013年9月 4日 (水) 23時38分