OECD『図表でみる世界の社会問題3』
OECD編著、高木郁朗監訳、麻生裕子訳『図表でみる世界の社会問題3 OECD社会政策指標 貧困・不平等・社会的排除の国際比較』(明石書店)をお送りいただきました。いつもありがとうございます。
http://www.akashi.co.jp/book/b122785.html
OECD諸国の社会はどのように進歩しているのか。人口と家族の特徴、就業と失業、貧困と不平等、社会・保健医療支出、仕事と生活の満足度など、幅広い分野にわたる社会指標をもとにOECD諸国の社会の姿を概観する。特集ではレジャー時間について考察している。
毎度毎度言ってることですが、政治家やマスコミ人たちが、この薄い本に載っている程度のデータを常識として持っていろいろと喋ったり書いたりするだけで、世の中の議論の質は相当程度向上するのになあ、と感じるところが多々ありますね。
ところで、本書は、OECDの『Society at a Glance 2009』の邦訳なんですが、このシリーズは隔年で刊行されているので、現時点の最新版は『Society at a Glance 2011 』だし、今年には『Society at a Glance 2013』も出るはずだと思うんですが、どうして今になって2009年版の邦訳を出すのかよくわかりません。おそらく、特集が「OECD諸国のレジャー時間の測定」で、いろいろと面白いグラフが載っているからなのでしょうか。
ちなみに、『Society at a Glance 2011』はOECDのサイトのこちらにあります。
http://www.oecd.org/els/soc/societyataglance2011-oecdsocialindicators.htm
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