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『POSSE』20号は「安倍政権はブラック企業を止められるか?」

9784906708079『POSSE』20号の内容が、POSSEのホームページで公開されています。

http://www.npoposse.jp/magazine/no20.html

特集は「安倍政権はブラック企業を止められるか?」。

この特集の基調をなすのは、次の論文と対談ですね。

 「厚生労働省の「ブラック企業対策」を生かすために」 今野晴貴(NPO法人POSSE代表)

 「安倍「労働改革」の目的と方法、その結果――日本版「労働力流動化」か、労働市場政策か」 木下武男(昭和女子大学特任教授)

 「限定正社員をめぐる状況と労働組合のアジェンダ」 熊沢誠(甲南大学名誉教授)

 「規制改革会議での限定正社員論とは」 脇田滋(龍谷大学教授)

 「限定・無限定正社員問題と労働運動の課題」 木下武男(昭和女子大学特任教授)

 「労働改革の「本音」はなにか?」 鶴光太郎(慶應義塾大学大学院教授)×今野晴貴(NPO法人POSSE代表)

よく見ると、木下武男さんは総論と限定正社員論と二回も登場していますね。

その次に並ぶのは「雇用改革テーマ解説」ですが、

 「「ジョブ型正社員」は解雇自由の陰謀か?」 濱口桂一郎(独立行政法人労働政策研究・研修機構統括研究員)
 「ホワイトカラー・エグゼンプションないし裁量労働制拡大の目論見」 渡辺輝人(弁護士)
 「労働者派遣の問題点と法改正議論の動向」 塩見卓也(弁護士)
 「残業代不払の温床――「管理監督者」制度」 佐々木亮(弁護士)
 「「高度外国人材」とは誰か」 五十嵐泰正(筑波大学大学院准教授)

わたくしの「「ジョブ型正社員」は解雇自由の陰謀か?」という疑問文に対する答えは是非本誌でお読み下さい。

そのあとには政治家が登場。

「政党や団体を超えて不満がある人たちを集めたい」 山本太郎

「雇用問題、ブラック企業問題を国会で追及します!」 日本共産党 吉良よし子

「人材こそ競争力の源泉」 公明党 平木大作

「今こそ、雇用の質を高める「島」の整備を」 民主党 吉川沙織

そしてPOSSEの各種活動

 「ブラック企業被害対策弁護団の狙い――「ブラック企業」の「社会問題」化を」 新里宏二(弁護士)×今野晴貴(NPO法人POSSE代表)

 「ブラック企業被害対策弁護団について」「生活保護政策とぼくらの支援」 大西連(NPO法人自立生活サポートセンター・もやい)×川村遼平(NPO法人POSSE事務局長)

 「生活困窮者自立支援法で自立は可能か?――本当に必要な自立支援とは何か」 渡辺寛人(仙台POSSE代表)

 「大田区での水際作戦 何が起きたのか、何が問題か」 POSSE 生活相談チーム

雑誌『POSSE』5周年記念企画対談 「日本の労働問題と共に変わりつづけた5年間」 今野晴貴(NPO法人POSSE代表)×坂倉昇平(雑誌『POSSE』編集長)

 「「ブラック企業」被害者の救済にあたって」 古川拓(弁護士)

 「一人で戦う勇気と裁判の困難さ」 一宮崇徳

 「労基法違反の反省なし? アルバイトが見たワタミの居酒屋」 本誌編集部

そして連載記事がいろいろとあります。今号も大変充実してます。

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