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『若者と労働』抜き書きと感想その他

51wzbmhka5l__sx230_拙著『若者と労働』(中公新書ラクレ)について、ブログやツイートでいくつか感想が書かれていますが、その中でも、かなり詳細に抜き書きと感想を書かれているのが「LandAndFreedom」さんの「故に問う勿れ、誰が為に鐘はなるやと」です。

http://landandfreedom.hatenablog.com/entry/2013/08/19/225133(濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』 抜書きとちょっぴり感想 その1)

その1は第1章分ですが、重要部分を抜き書きし、それに適宜感想をつけられており、拙著のいい要約になっているかと。

【第1章の感想】
★「ジョブ型」社会と「メンバーシップ型」社会との違いが鮮やかに示されている。
★会社への「入り方」に関し、欧米の欠員補充方式の具体的なあり方が良く分かり、初めての知見を得られて嬉しい。
★「入社」型社会の来歴が手早くまとめられているが、戦時統制下における展開につき、もう少し詳しい記述が欲しかった。
★日本の労働法体系における判例法理の位置づけが明快である。「司法による事実上の立法」と喝破している点は白眉。

…続きは明日以降に。

その他、ここ数日の書評サイト、ブログやツイートから:

http://book.akahoshitakuya.com/b/4121504658

しんや 「新しい労働社会」「日本の雇用と労働法」よりも読みやすかった。大学などの教育機関から入社までのシステムの問題から、正社員というメンバーシップ型の日本雇用の問題、そこからこぼれ落ちたフリーター問題、更に今若者の間で起きている「見返りのない滅私奉公」を押し付けるブラック企業まで様々な若者に関する問題を挙げ、日本と欧米の労働法の変遷を紐解き、順を追ってそれらの問題を分析している。 自分も含め今の日本では「不毛な感情論」になりがちだが、この本を読めば「本質的な議論」に近付ける気がした。

http://booklog.jp/item/1/4121504658

moriizouさんのレビュー p95-99で教育訓練に関する指摘がありますが、新たな政策を考える際には、こういう極めて当たり前の現実を踏まえつつ細部を詰めていかないと大変なことになるんだろうなあと改めて思った次第。

proton21さんのレビュー 著者がブログや各所で話していることを、若者の就職を切り口にまとめ直した感の書籍。わかりやすく、図解も多いので、専門でない人にもいちばん初めに勧められる。若者と就職という入口にフォーカスしたぶん、ノンエリート労働者の自立あたりはややかけ足。そのため、ジョブ型正社員の必要性がやや弱く伝わりにくいかもしれない。

http://mikawasibu.blog.so-net.ne.jp/archive/20130819(名古屋ふれあいユニオン三河支部・あれこれ)

たとえば、最近発刊された濱口桂一郎さん(労働政策の研究・提言で有名)の『若者と労働』でも、若者の非正規化・ブラック企業の正社員化、に対応したものとして「ジョブ型正社員」の導入が謳われています。このように、単に政府や企業側の利益に沿っているというわけでなく、むしろ労働者にとっても有利な面もあるのではないか、という疑問も、あると思います。このような動き・意見も、引き続き、今回の学習会でも検討していきたいと思います。

http://d.hatena.ne.jp/harumakimiyako/20130819(はるまき都 委員長の日々)

労働問題に関していま最先端の論客である濱口桂一郎『若者と雇用』も買ったがまだ読んでいない。書評を読むと面白そうなのであるが…

濱口桂一郎氏は、現在、私のアイドル的存在(知的な意味で)である。

https://twitter.com/rodokoyo/status/369424002835415040

濱口さんが新たに出された『若者と労働』(中公新書ラクレ)読了。図式がクリアなので読みやすく、データ・事実が抱負かつ詳細なので勉強になるという本です。ジョブ型正社員を展望する上で、主流の労働組合が職務分析・評価に消極的であるという点が今後の課題として残っていると思いました。

https://twitter.com/rodokoyo/status/369424889758756864

前期の拙講義を受けた学生さんたちには、どこかで聴いたことのある話だなぁと感じてもらえる内容ですね。まぁ自分が講義という名でしていることは、ほとんど熊沢さんと濱口さんの本の営業のようなものです(笑)

https://twitter.com/obanano/status/369581140169875457

おはようございます。昨日は打ち合わせ帰りに、仕事の資料収集で専門書探しのため大型書店へ。新刊コーナーの元労働官僚・濱口桂一郎『若者と労働ー「入社」の仕組みからときほぐす』を立ち読み。平明達意な文章に惹きこまれて予定外の購入。この本、大学3年生に読んで欲しい。就活の前に是非。

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