若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化
「ブラック企業」を官庁用語に直すと、「若者の「使い捨て」が疑われる企業等」になるようですね。
本日、厚生労働省が「若者の「使い捨て」が疑われる企業等への取組を強化」というプレス発表をしています。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000014323.html
厚生労働省は、若者の「使い捨て」が疑われる企業等が社会で大きな問題となっていることを受けて、以下の3点を取組の柱とし、具体的な対策を行っていきます。
1 長時間労働の抑制に向けて、集中的な取組を行います。
9月を「過重労働重点監督月間」とし、若者の「使い捨て」が疑われる企業等に対し、集中的に監督指導等を実施2 相談にしっかり対応します。
9月1日に全国一斉の電話相談を実施3 職場のパワーハラスメントの予防・解決を推進します。
一層の周知啓発の徹底
以下、具体的な取り組みが続きますが、詳細はリンク先を参照のこと。
ただし、9月1日の電話相談の番号だけは紹介しておきます。
【フリーダイヤル】 なくしましょう ながい残業
0120 - 794 - 713
やや苦しいような・・・。
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» やっと「ブラック企業」を初調査…でもできるの? [シジフォス]
長く生きていると不思議な表現に出会う。同じプレス発表でも微妙に異なる。共同通信が「厚労省がブラック企業対策へ 9月に監督指導や電話相談(2013年8月8日)」の見出しで「若者に過酷な労働を強いて退職に追い込み、“使い捨て”にするブラック企業が社会問題となる中、厚生労働省は8日、長時間労働などへの監督指導や、労働者を対象にした電話相談といった取り組みを始めると明らかにした。同省がブラック企業への対策を行うのは初。厚労省は9月を「過重労働重点監督月間」とし、極端に離職率が高いなど若者の使い捨て...... [続きを読む]
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