『若者と労働』在庫が入りました
拙著をお送りした方から、
・・・いまや手に入らない貴重な本を早く読めるなんてうれしい限りです。
なんて皮肉な礼状メールをいただいてしまいましたが、本日amazonに在庫が入ったようです。
http://www.amazon.co.jp/dp/4121504658
一方、中古品はなんと5点、依然として2千円以上の値段を付けてますな。信じらんない。
さて、早速カスタマーレビューも出ています。 「zigeunerweisen」さんという方。
間もなく企業の職を得ることになるであろう学生諸君はもとより、広く雇用問題に関心をお持ちのビジネスパースンに推奨します。雇用問題の法的側面に加え、労働者が直面する現実とその矛盾点etc.が要領よく整理されています。濱口氏は、労働法と労働政策がご専門のようですが、語りの才能にも秀でた方だと常々感心します。
ちなみに、常見陽平さんも言われるとおり、
https://twitter.com/yoheitsunemi/status/366900103816019968
濱口桂一郎先生の『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)が良すぎ。実にわかりやすくかつ丁寧に日本の雇用・労働の事実を整理。編集者もすげえ。新しい働き方だとか、就活だめだとか言うまえにこれで前提をそろえるべき
編集者の功績も大きいです。
(追記)
POSSEの今野晴貴さんにもコメント頂きました。
https://twitter.com/konno_haruki
濱口桂一郎『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)をようやく事務所で入手。濱口氏らしく、雇用の仕組みが圧倒的に体系的に描かれている。今回は「ラクレ」だけあって、丁寧に作りこまれ、「入門書」として完成している印象。
濱口桂一郎氏の新著『若者と労働 「入社」の仕組みから解きほぐす』(中公新書ラクレ)では、最新情勢にもキャッチアップし、ブラック企業の解説も行っている。そこでは私の『ブラック企業』やPOSSEの取り組みの分析に生かしていただいている。
第6章では、今野さんの『ブラック企業』をかなりたくさん使わせて頂いております。
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