お待ちかね労務屋さんの拙著書評
拙著へのネット上の書評と言えば欠かせないのが労務屋さんの辛口書評ですが、今回も『若者と労働』にちくりとわさびをきかせた短評を書かれています。
http://d.hatena.ne.jp/roumuya/20130822#p2
・・・・・ただまあきっとそういう反応になっているだろうなと思ってウェブ上をざっと見てみたところ案の定だったのですが、この本を若者、特に職探しをする(典型的には就活に臨む)若者に推奨するというのはどうなんでしょう。もちろん、若者が知っておくことが望ましい知識はたいへん多く含まれていますし、若者に限らず、若年労働についてあれこれ言いたいならこのくらいのことは知っておけよなという内容の本でもあるのですが、著者の価値観にもとずく記述が随所に入り込んでいて若者がそこまで鵜呑みにすると危ないかなとも思うわけです(そういう人を増やしたいという意図であるならそれはそれで非常によくわかるわけですが)。
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