オーラルヒストリー「新時代の日本的経営」
労働関係オーラルヒストリーの一環として、日経連関係者のオーラルが慶應義塾の産業研究所から出ていますが、今回あの有名な「新時代の日本的経営」に関わった方々のオーラルをお送りいただきました。「能力主義管理」のオーラル、職務分析センターのオーラルに引き続く第3弾ということになります。
「新時代の日本的経営」といえば、この図であまりにも有名ですが、
登場する方々は:
小柳勝二郎さん(当時、賃金部長)
福岡道生さん(当時、専務理事)
荒川春さん(当時、労務管理部長)
樋渡智子さん(当時、賃金部課長代理)
成瀬健生さん(当時、常務理事)
鈴木不二一さん(当時、連合総研研究員)
鈴木さんはカウンターパートからどう見えていたか、というお話です。
思えば「新日プロ」(「新日本プロレス」じゃなくて「新時代の日本的経営プロジェクト」)発足から20年。ついこの間のようでありながら、少しずつ歴史の領域になりつつある時代ですね。
2004年に新設の東大公共政策大学院で労働法政策の授業を始めたときには、90年代半ばの動きというのはまだまだとても生々しい現代の話だったのですが、講義10年目の今では、聞いている学生さんたちにとってまだ幼い頃の話という感じになってきていて、時代の流れの速さを感じますが、こういうオーラルがまとめられるようになったのだな、という感慨しきりです。
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