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『労働関係法令の立法史料研究(労働組合法関係)』(労働問題リサーチセンター)

渡辺章先生を中心とする労働関係法令立法史料研究会の報告書『労働関係法令の立法史料研究(労働組合法関係)』(労働問題リサーチセンター)をお送りいただきました。有り難うございます。

これは、1945年に制定された旧労働組合法、1949年の現労働組合法の制定経緯を、厚生労働省で発見された立法史料簿冊に基づき、労働法の研究者たちが詳細に分析した報告書です。

かつて松本岩吉文書に基づいて労働基準法の制定経緯を明らかにした研究の労働組合法版ですが、どこかにあるはずと探し求めていた関係資料一式が厚労省内から発見された時の興奮した渡辺章先生の姿は、今でも記憶しています。

目次は以下の通りです。

第1章 昭和20年労働組合法(渡辺章)

Ⅰ 昭和20年労働組合法案の起草及び帝国議会の審議経過概要

Ⅱ 昭和20年労働組合法の草案審議及び成立

第2章 昭和24年改正労働組合法

Ⅰ 昭和24年労働組合法改正の経緯及びGHQ勧告、第1次案から第12次案までの概要(竹内(奥野)寿)

Ⅱ 総則・刑事免責解題(富永晃一)

Ⅲ 労働組合・民刑事免責解題(野川忍)

Ⅳ 団体交渉解題(竹内(奥野)寿)

Ⅴ 不当労働行為解題(中窪裕也)

Ⅵ 労働協約解題(和田肇)

Ⅶ 労働委員会解題(野田進)

Ⅷ 雑則・罰則・附則解題(土田道夫)

労働立法政策史に関心のある方にとっては必読です。

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コメント

濱口さま
先程は電話でお教えいただきありがとうございました。さしあたって,EU social dialog newsletterなど2つのroportを入手することができました。なんとか,全体を読んでストレスの多い日本の労使関係を考える手引きにと思っています。
お送りいただいた団結と参加ー労使関係法政策の近現代史をありがとうございました。本日,イギリス,フランスくらいはよめるかナ,と大変楽しみにしています。その前に,morning coffeeの時間がきました。では,また。渡辺 章

投稿: 渡辺 章 | 2013年4月 7日 (日) 11時06分

渡辺先生、わざわざ本ブログにおいでいただき恐縮です。

何かとあらぬ方向にそれがちな日本の労働に関する議論を、EUの話でまともにしようと思っても、あまりにかけ離れていて、その違いの説明をしているうちに日が暮れるという感じが、最近特にしております。

しばらくは、マスコミの人々にちゃんとした認識を持って貰うための説明の日々が続きそうです。

拙報告書、たいした中身はありませんが、コーヒーのお伴に読み流していただければ幸いです。

投稿: hamachan | 2013年4月 7日 (日) 15時45分

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