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2013年2月19日 (火)

最低賃金を上げよ@クルーグマン

日本の「りふれは」さんたちと違って、クルーグマンは一方でアベノミクスを(その限りで)支持しつつ、他方でちゃんとこういうコラムを書いています。

このへんが、なんと言われようが日本で騒いでいる連中に対して「りふれは」というひらがな表記を捨てがたい理由なんですね。どうみても、クルーグマンと違う。

http://www.nytimes.com/2013/02/18/opinion/krugman-raise-that-wage.html?_r=0(Raise That Wage)

One major proposal, however, wouldn’t involve budget outlays: the president’s call for a rise in the minimum wage from $7.25 an hour to $9, with subsequent increases in line with inflation. The question we need to ask is: Would this be good policy? And the answer, perhaps surprisingly, is a clear yes.

しかしながら、一つの大きな提案は予算の支出を伴わない。最低賃金額を7.25ドルから9ドルに引き上げるという大統領の呼びかけだ。問うべきは、それは良い政策なのか?だ。そして答えは、多分驚くほど明らかにそうだ、ってことだ。

(追記)

全文のちゃんとした翻訳は、こちらにありますので、是非。

http://d.hatena.ne.jp/okemos/20130219/1361261268(ポール・クルーグマン: あの賃金を引き上げろ)

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コメント

正しく正論で、最低賃金も払えないような産業は、社会悪として排除することが、最低賃金を払う産業への呼び水になります

労基法違反の企業の追い出しをすれば、これまた正規雇用(嫌な言い方ですが)の呼び水になります
労基法の特別協定を悪用、濫用した雇用実態が被雇用者が増えない一因でもあります

労基法を活かすには、違法行為をする企業へ淘汰圧力を加えないといけません。この圧力は、国家権力でないと掛けられませんし、この圧力は正しい国家権力の行使に他なりません

この点で共産党は落第です
共産党下の民医連病院では、労基法違反が横行してます
まあ全ての急性期病院が真っ黒ですが、自らの提言を自ら支配している労働者に当てはめない共産党は、労働者の味方ではありません

 皆さん、今晩は。Med_Lawさん、お便りありがとうございます。

>共産党下の民医連病院では、労基法違反が横行してます
まあ全ての急性期病院が真っ黒ですが、自らの提言を自ら支配している労働者に当てはめない共産党は、労働者の味方ではありません

 本ウェブログの趣旨とずれますが、質問です。

 まず、民医連病院には全労連系の労働組合があるはずですが、全労連系の労働組合は声を上げないのでしょうか? 

 また、民医連の労基法違反に対し、労働基準監督署は動かないのでしょうか? 特に労働基準監督官の労働組合は全労連系の全労働のはずですが。

 それとも、全労連に対する私の認識が甘いのでしょうか? 

 場違いな質問で申し訳ございませんが。

全労連に対する認識が、余すぎます

共産党が経営者となったら、どうなるか?という縮図でもありますが、当然ながら医師、技師、薬剤師の夜間救急応需は、実態と乖離した労基法41条3号の『宿直』扱いで、雀の涙の当直料で済まし、徹夜のあと、通常勤務です

まず自分の組織内で労基法を順守するつもりがないのに、何でも与党の責任にして、駄々を捏ねているのが、日本の労組元締めの一角の共産党です

このコラムから、
First of all,... increases in the minimum wage have consistently fallen behind inflation, so that in real terms the minimum wage is substantially lower than it was in the 1960s.Meanwhile, orker productivity has doubled. Isn’t it time for a raise?

the great preponderance of the evidence from these natural experiments points to little if any negative effect
of minimum wage increases on employment. ...

Finally, it’s important to understand how the minimum wage interacts with other policies aimed at helping lower-paid workers, in particular the earned-income tax credit.... The tax credit ... is also good policy. It turns out that the tax credit and the minimum wage aren’t competing policies, they’re complementary policies that work best in tandem.

あまりに低いままに放置されている状態の是正、多少の引き上げは雇用に影響がないという実証、earned-income tax creditとの補完性、という根拠でクルーグマンは最低賃金引き上げへの賛意を示しています。

クルーグマンの論旨が日本の状況と合致するかどうかの検討なしに、結論の最低賃金引き上げだけをとらえて、日本の「りふれは」に話しをもっていくのはかなり乱暴な議論だと思います。

特に、earned-income tax creditの件は重要だと思います。
このコラムに先立ち、2月16日のブログ記事でこう書いています。
Second — and this is news to me — the usual notion that minimum wages and the Earned Income Tax Credit are competing ways to help low-wage workers is wrong. On the contrary, raising the minimum wage is a way to make the EITC work better, ensuring that its benefits go to workers rather than getting shared with employers.
http://krugman.blogs.nytimes.com/2013/02/16/minimum-wage-economics/

this is news to me とあることから、これがコラムを書くきっかけになったのではと想像します。

 皆さん、今晩は。Med_Lawさん、御返事有難うございます。

>全労連に対する認識が、余すぎます
>共産党が経営者となったら、どうなるか?という縮図でもありますが
>まず自分の組織内で労基法を順守するつもりがないのに、何でも与党の責任にして、駄々を捏ねているのが、日本の労組元締めの一角の共産党です

 民医連と全労連は身内同士、だから一方の不正には他方も声を上げないということですね。
 だからこそ、連合に対する不満が全労連の組織拡大に繋がらないのでしょうね。

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