世に倦む城繁幸氏の憂鬱
そうか、「世に倦む日々」の中の人は実は城繁幸氏だったのか・・・と、思わず思ってしまうこの昭和の香り漂う(笑)見事な台詞。
http://twitter.com/yoniumuhibi/status/295173462341844992
本田由紀とかに言いたいが、定時に会社から帰るジョブ型やっていたら、50歳くらいのときにあの番組の唐沢寿明みたいにはなれないんだよ。
http://toyokeizai.net/articles/-/12808?page=4(若者にワークライフバランスなんていらない 城繁幸氏と考える「日本に依存しないキャリア」(中))
城:それはありますね。以前、某キー局のプロデューサーとブラック企業問題について話していたとき、最後に「でも、考えてみればうちもバリバリのブラック企業なんですよね」と言っていた(笑)。
城:確かに僕も今39歳だけど、同じ世代の連中を見ていて、ワークライフバランス実現してる奴は、だいたい20代に超ブラック職場で働いていた人が多い。20代に必死に働いて、ある程度のポジションを得たり、おカネを貯めて事業をやったりして、今になってワークライフバランスを実現できている。逆に、20代にしっかり働いていない奴は、今一番ワークライフバランスがない気がする。
もちろん、この認識は、事実認識としてはまったく正しい。
若いうちからワークライフバランスなんて寝言ほざくような馬鹿野郎は出世できねえんだよ。出世できねえような奴は、中年になってから肝心のワークライフバランスなんて実現できねえんだよ。
てなことを、少し前までは、もののわかった先輩がわかってない後輩にこんこんと諭したものです。日本的経営の麗しき美風ですね。その伝統を見事に受け継いでいるところがなんとも。
(念のため)
言葉を文字通りにとられるとなかなかつらいんですが・・・。
いうまでもなく、若いうち滅私奉公したんだからその見返りはよこせよな、間違ってもクビにしたら許さないぞ、という純粋昭和派ヨニウム氏と、
若いうちは滅私奉公しろ、だけど見返りなんてないからな、どんどんクビにしてやるぞ、という修正昭和派ジョー氏が、
まったく同じ人だと本気で主張しているととられると、なかなか冗談が書けない。
(参考)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/post-b066.html(決まってるじゃないか。自分の成長のためだよ!)
「1日の平均勤務時間は16時間くらいでしたね。サービス残業はあたりまえで、泊まりもありました。みんなけっこう自分から長時間労働をしているので、おかしいなと思い、『どうしてこんなに働くんですか』って聞いたことがあるんです。そうしたら『決まってるじゃないか。自分の成長のためだよ!』と……。
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