障害者雇用が決まるか
来週月曜日に第56回労働政策審議会障害者雇用分科会が開催されるという案内がアップされました。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002v5hi.html
3.議題(1)意見書(案)について
(2)その他
ということで、うまくいけば精神障害者の雇用義務の問題と、障害者差別禁止の問題について、報告書がまとまるのかもしれません。
ちなみに、前回(1月22日)の分科会に提示された意見書(素案)は、こちらにあります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000002tdih-att/2r9852000002tdl9.pdf
第1 障害者の権利に関する条約への対応
労働・雇用分野における障害者の権利に関する条約(以下「障害者権利条約」という。)への対応は、他の労働法令との調整を図りつつ、障害者雇用促進法を改正すること等により対応を図ることが適当である。その際、内閣府で検討している障害を理由とする差別の禁止に関する法律と、障害者雇用促進法が整合性のとれたものとなるよう、当分科会での議論を踏まえ、内閣府等との調整を図るべきである。
また、障害者雇用率制度について、障害者権利条約においては積極的差別是正措置を講ずるべきだということが盛り込まれており、また、我が国における障害者雇用率制度は成果を上げてきていることから、引き続き残すことが適当である。第2 障害者雇用促進制度における障害者の範囲等の見直し
(2)精神障害者の取扱い(P)
※ 精神障害者の雇用環境の改善状況や、義務化に向けた条件整備状況を踏まえ、精神障害者を雇用義務の対象とすることについてどう考えるか。
※ 仮に精神障害者を雇用義務の対象とする場合、企業の経営環境や企業総体としての納得感といった観点も踏まえ、十分な準備期間を設けることについてどう考えるか。
このように精神障害者についてはなおペンディングでしたが、何らかの形でまとまる見通しがついたのでしょうか。
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