フォト
2024年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

« 後藤和智さんのベスト、ワースト | トップページ | ジョブ型契約を前提にした解雇規制緩和 »

2013年1月 8日 (火)

配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません

さて、今年も大量の年賀状がやりとりされたところですが、出した年賀状が「配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」というスタンプを押されて返ってきてしまった、という経験もある方が多いのではないでしょうか。

このスタンプの文句、そのまま素直に読めば、配達人が宛先の住所に行ってみたけれども、そういう人は住んでいないようですよ、という趣旨のように受け取れます。少なくとも、何らかの「調査」をしたけど、「あて所に尋ねあたりません」と。

私も今まで、てっきりそうだと思い込んでいたのですが、実はそうではないということを認識いたしました。

というのも、ある方、昨年半ばまで2年間外国に出ていた方ですが、その方が日本に戻ってきたので、その戻ってきたはずの住所に出した年賀状が、「配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」というスタンプ付きで戻ってきたのですね。

ありゃ?と思っていたところ、今度はまさにその差出人住所の書かれた年賀状が私の元に届くという事態となりました。

そこで、その二枚の年賀状を持って郵便局に行き、調査を依頼したところ、こういうことがわかりました。

その方が日本を離れるときに、地元の郵便局に転送届けを出していたのですが、この効力は1年で切れます。で、切れた後は当該住所に来た郵便物は、自動的に「配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」という扱いになる、と。

その方が日本に戻って、同じ住所に住むようになっても、その期限の切れた転送届けの解除届けを出さないと、その住所には届けてもらえない、ということだと説明されました。

これは正直、意表を突かれたというか、「調査」してねえじゃねえか、という気もしましたが。

こういう事態は結構起こっているのかもしれませんが、私は初めて経験しましたので、ご参考までに。新年早々の雑件でした。

« 後藤和智さんのベスト、ワースト | トップページ | ジョブ型契約を前提にした解雇規制緩和 »

コメント

明けましておめでとうございます。
昨日届いた『配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません』 と押印された年賀状のことを記事にしようと検索しているときのこの記事に出会いました。
私の場合は少し違う事例ですが調査とは名ばかりなのですね。

郵便局で内務のアルバイトしたことがないのでしょうか。
配達原簿という住所と居住者の書かれた紙があり、
転送期間が切れれば原簿から名前が消えます。
今現在住んでいようが住んでいまいが配達原簿に名前の無い郵便物は全て還付です。
郵便局に届け出るまで再び配達されることはありません。
それでも下の名前の記載がなくても苗字だけあってれば配達してくれる人もいますし、名前はあっていても住所に多少の錯誤がある場合は原簿と照らしあわせて正しい住所に配達してくれます。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません:

» 急減する年賀はがきと異様な発行枚数・自爆 [シジフォス]
体調の悪さと仕事の山積み、そしてとにかく寒さが身にこたえ、建設的な話題(?)を捜している余裕がない。したがって今日も「劣化」につながる話題になる。元気いっぱいに連日更新を続けている濱口桂一郎さんの数日前のブログに「配達準備中に調査しましたが、あて所に尋ねあたりません」という、今年の年賀郵便に関する記述があった。詳細は直接読んでいただきたいが、「転送届け」に関するトラブルで「調査なんかせずにどんどん返送されている」旨のお話・苦情(?)だった。 http://eulabourlaw.coco...... [続きを読む]

« 後藤和智さんのベスト、ワースト | トップページ | ジョブ型契約を前提にした解雇規制緩和 »