いまさら「常識を疑」われても・・・
http://twitter.com/hisa_kami/status/278635627195547648
企業の経営層からしみじみ聞く愚痴が、「就活生が就職することが目的化している」ということなのですよねぇ。某自動車メーカー幹部が「クルマ好きでもない、クルマに乗ったこともないのに、一流企業という理由だけで自動車メーカーを受ける学生とか常識を疑う」と嘆息していたのは印象深かった。
いやそんな、いまさら「常識を疑」われても・・・。
それこそ、職種と職業能力に基づく労働市場を断固として否定し、潜在能力あふるるまっさらの人材をこそ真っ先に求め続けてきた「企業の経営層」の方々が、いまさらそんな「しみじみ」とした「愚痴」を語られましても・・・。
そして、そういう労働社会のありように見事に適応した教育システムの中で、仕事の中身とは関係なく「やる気」を示すことこそが大事だと、幼い頃から繰り返し「常識」を叩き込まれてきた若者たちが、その振り付け通りに踊っているだけなのですから・・・。
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世間知らずの若者に単純に「コミットメント」を求めても無理みたいな話でしょうか。
まぁ、アルバイト学生に「やる気」を問いつめようとする社長風情に遭遇したという記憶は確かにあります。
某行政機関の採用面接でもその様な眼差しと質問を受けた記憶もあるなぁ。。。
投稿: フレディ | 2012年12月14日 (金) 19時13分