雇用形態の多様化時代における企業外部労働力の包摂に関する法的研究
本日、全労済協会から『全労済協会だより』が届きました。
http://www.zenrosaikyokai.or.jp/publication/pdf/dayori71.pdf
そこに「2012年度公募委託調査研究の採用決定について―8件の採用を決定」という記事があり、ふむふむと見ていくと、こういうのが載っていました。
雇用形態の多様化時代における企業外部労働力の包摂に関する法的研究
【研究者】本庄淳志(静岡大学人文社会科学部法学科准教授)
【研究趣旨】
本研究は、近年の雇用形態の多様化のなかでも、とりわけ労働者派遣や業務処理請負に代表される雇用のアウトソース化に着目し、同一職場内での別企業の労働者をいかにして法的にも包摂し、労働条件の適正化を図っていくのかという問題について、個別法および集団法の両面から従来の裁判例および労働委員会命令を網羅的に分析・検証した上で、必要な法規制の将来像を模索するものである。
先日の派遣請負NPOのシンポジウムでご一緒した(それ以外のいろんな場でもご一緒していますが)本庄淳志さんが、本格的な研究に踏み出そうとしています。大いに期待されます。みんなで励ましのお便りを出そう(違うか)。
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