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2012年11月12日 (月)

『情況 思想理論編』第1号

1106227836長崎浩さんより、『情況 思想理論編』第1号をお送りいただきました。

『情況』といえば、新左翼の世界では有名なのでしょうが、その『思想理論編』というのですから、なかなかの中身です。

長崎さんが書かれている論文は「日本における労働者階級の状態」というタイトル。小見出しを拾っていくと、「全国の資本家、団結せよ」「連合を解体再編せよ」といった刺激的なフレーズが並んでいます。

実は、本ブログでもちらりと書きましたが、今年の6月、ある方の紹介で長崎さんとお会いし、いろいろとお話させていただいたのですが、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-b5b5.html(長崎浩さん)

本日、ある方の紹介で、都内某所で長崎浩さんとお話しする機会を持ちました。

拙著『日本の雇用と労働法』を読んで感心したからということだったのですが、話はいろいろとあちこちに飛び、最後は、誰か『日本における労働者階級の状態』ってのを書く人はいないのか?という話になりました。

個々のエピソードを書ける人はいても、全体像を描き出せる人はなかなか難しいのかも知れません。

まさにそのタイトルの論文をご本人が書かれたのですね。拙著を深く読み込んでいただいており、有り難く思いました。

そのほかにも、笠井潔さん、小泉義之さんなどいろいろと載っていますが、ここでは王寺賢太さんの「No hay caminos, hay que caminar」を紹介しておきましょう。

これは、「日本の第三の道;社会的包摂のための生活保障」を批判する論文で、いわずと知れた、宮本太郎さんの議論を批判しています。その中には、私の『新しい労働社会』での提起をこう批判する一節もあり、なかなか興味深く感じました。

・・・ここでもまた、論者たちの善意は疑いをいれない。しかし、濱口の自覚的にファシスト的な提言に明らかなように、その「全員参加」の「民主主義」は、既存の社会分業体制を前提とし、その体制の中で合意形成を図り、冨の再分配を実現しようとするもので、既存の分業体制・生産関係そのものを改編するつもりはハナからないことは確認しておくべきだろう。・・・

「自覚的にファシスト的な提言」ですか・・・。

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