ブラック企業をなくす政治家はだれか?
いまやブラック企業論者の両巨頭(?)である常見陽平さんとPOSSEの今野晴貴さんの公開討論が行われるようです。
http://blog.goo.ne.jp/posse_blog/e/222591b1f1e618421172a75eb8597542?fm=rss
12月8日(土曜日)に、場所は下北沢。
・・・そこでPOSSEでは、「どうしたらブラック企業をなくせるか」というテーマで、必要な政策や、この問題に真正面から取り組む政党はどこかについて議論する、対談イベントを行います。今回は就活問題の専門家として、執筆やメディア出演など精力的な活躍をされている常見陽平さんをゲストにお招きし、POSSE代表・今野と討論していただきます。
労働問題に取り組みNPOとして、労働時間規制のあり方まで議論するなど、若者による政策提言も行う予定ですので、ブラック企業問題や、どういった政策を掲げた政党が政権を担うべきかについて関心のある方は、ぜひご参加ください。
ちなみにわたくしは、当日は亜細亜大学の現代市民法講座というところでお話をすることになっておりまして、そちらについてもここで宣伝しておきましょう。
http://www.asia-u.ac.jp/hogaku/shiminho.html
「集団的労使関係法制の新たな使い道」
濱口 桂一郎 氏
(労働政策研究・研修機構 労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員)【内容】
かつて労働法の世界では労働組合や団体交渉といった集団的労使関係法制が花形だったが、近年は解雇、非正規労働、労働時間など、個別労働者に関わる問題が中心で、労使関係は見向きもされない。しかし、そういった個別労働問題をきちんと解決するためにも、企業の人事部と企業外部の行政機関や司法機関に頼るだけではなく、集団的労使関係という古い道具を見直してみる必要があるのではないか。労働者代表制や労使協議制といった仕組みも含めて、集団的労使関係法制の新たな使い道について考えてみたい。
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