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2012年10月27日 (土)

天声人語はネオリベサヨがお薦め?

本日の朝日の天声人語は、政局話から二大政党が思想的にぐちゃぐちゃというその通りの指摘をしたあと、最後は「あぁ、やっぱり朝日さんはネオリベ風味のリベサヨさんがお好きなのね!」というお言葉が・・・。

http://www.asahi.com/paper/column.html

甘党から悪党まで、党のつく言葉は多い。政党名に至っては増える一方だ。自由民主党、公明党、日本共産党などの老舗は辞書にもあるが、多くは載る間もなく消えていく▼国政に戻る石原慎太郎氏の新党は、「党」ぬきの凝った名前になるのだろうか。なにせ母体となる「たちあがれ日本」の命名者である。氏が閣下と尊ばれるネット上では、「石原軍団」「大日本帝国党」と党名談議がにぎやかだ▼80にして起(た)つ。「なんで俺がこんなことやらなくちゃいけないんだよ。若い奴(やつ)しっかりしろよ」。脚光が嫌いなはずもなく、うれしそうに怒る記者会見となった。心はとうに都政を離れ、「やり残したこと」に飛ぶ▼霞が関との闘いはともかく、憲法の破棄、核武装、徴兵制といった超タカ派の持論を、新党にどこまで持ち込むのか。抜き身のままでは、氏が秋波を送る日本維新の会も引くだろう。保守勢力の結集は、深さ広さの案配が難しい▼政界は再編の途上にある。旧来の価値観や秩序を重んじる保守と、個々の自由に軸足を置くリベラル。競争と自立を促す小さな政府と、弱者に優しい大きな政府。乱雑なおもちゃ箱のように、二大政党にはすべての主張が混在する▼安倍さん率いる自民党など保守の品ぞろえに比べ、反対側、とりわけ「リベラル×小さな政府」の選択肢が寂しい。今から再編の荒海に漕(こ)ぎ出すなら、この方位も狙い目だ。もとは「泥船」からの脱出ボートでも、針路を問わず、漕ぎ手しだいで船の名が残る。

「反対側、とりわけ「リベラル×小さな政府」の選択肢が寂しい」って、つまりそういう政治勢力に頑張って欲しいという天声人語氏の願望なんでしょうね。

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コメント

改革派官僚の古賀氏が、さかんにいっているようだ。しかし、リベラルで小さな政府とは、他のどの国がそうなんだろう?実在しうるのであろうか?

そうすると、社会が大きくなくてはいけなくなるが、
大きな社会は、朝日の嫌いな子ブッシュや、英国のキャメロン政権など、保守派の議論に近づくのでは?

それとも、「新しい公共」がからんでそのような構想があるんだろうか?

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