フォト
2020年4月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ

« いま、若者のディーセント・ワークのためにできること | トップページ | 社会保障 永田町の正義は?@読売 »

2012年10月11日 (木)

徒労感

今週月曜日の「プライムニュース」で派遣法についていろいろ喋ったわけですが、こういう感想を見つけて、言い様のない徒労感に襲われています。

http://39383054.at.webry.info/201210/article_13.html(あゝとに熱く!派遣法の改悪?どうなってるのや(警告、考察シリーズ) )

いつもは午後8時からBSフジ、プライムニュースを見る。10月8日は途中からで見たのだが、ゲストが何を言っているかわからなかった。特に、独立行政法人労働政策研究研修機構 濱口桂一郎氏の言っていることが解らないのである。

解らない理由が途中からわかった。氏は「派遣」という概念を明確に「派遣」とのみ意識・区別して使っているのである。パート、季節、日雇いとの概念を派遣の中に含ませていないのである。

これは、これとして正しいのであろう。だが、なんか、どうなっているのだろう、と無力感に襲われてしまったのである。

「学者でもなく、文章を売ってもいない、市井人の不肖、今唐加太朗」は、漠然とした人物でもあるので、派遣と言う言葉の外延を広げて、つまりは、「非正規雇用」の意味で使うことが多い。

そりゃまあ、「派遣」という言葉を「非正規雇用」という意味で使っている人から見たら、私のいってることは「解らないのである」のは当たり前でしょうね。

それで「どうなっているのだろう、と無力感に襲われてしまっ」ちゃうと、一生懸命説明していた私としては、言い様のない徒労感に襲われてしまうのですが・・・。

しかし、これって、例の「年越し派遣村」を始め、マスコミや評論家たちが意図的に煽ってきた勘違いの構図という面もありそうです。

こういう発想の市井人の感覚をバックとして派遣法の改正が進められたら、そりゃ訳の分からない中身にしかなりようがないでしょうね。

出井さんあたりの感想を聞いてみたい気もしますが。

« いま、若者のディーセント・ワークのためにできること | トップページ | 社会保障 永田町の正義は?@読売 »

コメント

いつも勉強させて頂き、ありがとうございます。
また、この度は私のような者の感想をお尋ね頂き、本当に感謝申し上げます。
放送を拝見させて頂きました。濱口先生の発言は我々業界人から見て、「本当によく言って頂いた」という感想とともに、我々自身がひきこもることによって、事を複雑化させてしまったのだと、改めて反省するところがございました。
ただ、やはりというか、司会を含め、番組の構成側の方々の認識が追い付いておらず、先生や常見さんの発言が空ぶっているという感じが致しました。
市川人なる方がどのような方は存じませんが、いまだ単純に派遣=悪というイメージがついているのはしょうがないのでしょうが、コツコツと真実を主張する他ないのだと思っています。
今回の放送は本当によかったと思います。むしろこんな私ですが、討論に参加したかったです。
今後ともよろしくお願い致します。

この放送の発言内容は、ちょうど準備していた来週火曜日のNPOのシンポジウムでの基調講演のネタがベースになっています。

乞うご期待ということで・・・。

http://www.npo-jhk-support119.org/theme29.html


基調講演
 「労働者派遣法を根本から考え直す」
  労働政策研究・研修機構  濱口桂一郎統括研究員
プレゼンテーション
 ①「改正労働者派遣法の問題点からみた今後の論議のあり方」
  静岡大学人文社会科学部法学科  本庄淳志准教授
 ②「派遣社員のキャリア形成の課題と今後の展望」
   ニッセイ基礎研究所生活研究部門 松浦民恵主任研究員
 ③「非正規雇用改革-近年の政策対応の評価と残された課題」
   慶應義塾大学大学院商学研究科  鶴光太郎教授
パネルディスカッション
 ・コーディネーター   :東京大学大学院情報学環 佐藤博樹教授  
 ・コメンテーター    :基調講演者、濱口桂一郎統括研究員
 ・パネラー        :鶴教授、本庄准教授、松浦主任研究員?


進行との空回り感はあったと思いますが、私も満足感がありました。特に、元々正規社員を守るためにできたこと、今回の改正が中途半端な挿し木のような改正であるという発言には、今までもやもやしたものが見えた気がしました。
しいていえば、「人材紹介に流れるから影響は少ない」という点は気になりました。派遣先の立場では人事労務管理を省略したい意向が強いからです。ただ、請負も使いにくいので、例外規定のうち「生計を一にする配偶者等の収入により生計を維持する者であり、世帯収入の額が500万円以上」を使って、今までの派遣を継続使用とするケースが多いように思います。
http://tanto.eshizuoka.jp/e951936.html

事理分別のあまりよろしくない方がテレビ視聴者、もしくはテレビ報道番組の需要者ということでよろしいのではないかと。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 徒労感:

« いま、若者のディーセント・ワークのためにできること | トップページ | 社会保障 永田町の正義は?@読売 »