日本だってそうなんだけど・・・少なくとも法律は
例によって冷泉彰彦さんの言葉は、その限りでまことに正しいのですが、
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2012/10/post-484.php(アメリカではどうして「労働ストライキ」が可能なのか?)
いや、日本でもまったく同様に可能なんですけど・・・。
雇用側と労働者は対等であるべきという思想、アメリカの労働運動にあるのはそれ以上でも以下でもありません。労働者が正義で、資本家が悪というのではないのです。労働者と雇用側が対決するのも、あくまで民間の「私的な」争い、あるいは「民事係争」であって、あくまで対等なのです。そのルールの下で、労働者が処遇やワーク・ライフ・バランスを追求するために、団結権を行使する、それだけのことなのです。
いや、日本でもそれだけのことなんですけど・・・。
確かにかつては、「労働者が正義で、資本家が悪」みたいな思想を振り回す人もおり、いやそういうんじゃないんだと、近代的労使関係思想を一生懸命説いて回る人もいたわけですが、それもこれもいまやはるかいにしえのことのようにおぼろげにおもいだされるばかりです・・・。
結局、
勿論、ストライキというのは、企業業績の足を引っ張りますし、ブランドイメージにも害を与えるわけです。直接的にユーザーに被害が行くということから、顧客優先主義的な発想からは害悪に見えるということもあるでしょう。ですが、少なくとも、そうした権利が、少なくとも権利があるということが認識されていることで、労使が対等だという思想が死なずに済んでいるという面はあると思います。
毎度毎度でげっぷが出るでしょうけど、「お客様は神様」がいけないんや、で本日の締めということで。
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デモとかストなんかとりあえず互いの議論のきっかけを大事にしましょうてことなんじゃないかとも思いますが、一方じゃ、反日意外は意見することもできないどこぞとかもこれまた極端ではありますが、色んな国や地域や人の考え方が有りますよねという感じです。
投稿: フレディ | 2012年10月 4日 (木) 23時19分