社会保障 永田町の正義は?@読売
本日の読売新聞の4面に、川嶋三恵子記者による「社会保障 永田町の正義は?」というコラム記事が載っています。
東京・西新宿の書店「ブックファースト新宿店」で、2012年版「厚生労働白書」をテーマとしたフェア(16日まで)が開かれている。一般になじみの薄い白書を前面に押し出す試みは異例だろう。
いや、それは中身がいいからで、
今回の白書は、厚労省の20~30歳代の若手職員が斬新な感性を生かして執筆した。米ハーバード大学のマイケル・サンデル教授の「正義論」を引用、各種制度の歴史も詳述し、「社会保障の教科書」との評価も受けている。
あ、それ、私が言ったんですが、もしかしてこのブログを読んでいる・・・。
前評判を聞いた同店担当者が参考文献や推薦図書約160点も併せて陳列する企画とし、この2週間で白書は昨年1年分を上回る部数が売れたそうだ。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-9073.html(ブックファースト新宿店で厚生労働白書フェア)
という紹介記事だけで政治面のコラムが終わるはずはないので(笑)、その後は政界へのキツイお叱りの言葉です。
この書店に比べて鈍いのが政治の動きだ。社会保障制度改革国民会議を設置するとした社会保障制度改革推進法の成立から2か月も経つのに、設置の気運は高まらない。・・・・・・このままでは時間が足りなくなる。
白書は、国民一人一人が社会保障の議論に参加する必要性を訴え、こう結んでいる。
「この国の将来は国民の英知と行動にかかっている」
その模範となる英知と行動力を、果たして永田町は示せるだろうか。
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