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金子さんの書評準備その1 on ゴードン名著

0242930金子良事さんが、アンドルー・ゴードン『日本労使関係史』の「書評準備第1弾」というのを書かれています。

http://ryojikaneko.blog78.fc2.com/blog-entry-240.html

ご本人自ら、「すみません。このブログ、元々は誰かに理解してもらうことを前提に書いてません。今回のエントリは完全に僕の頭の中を整理するためだけに書いていますので、あしからず。」と言われていますが、まあこちらの頭の中を整理する上でも役に立ちます。

ここで「労資関係」と「労使関係」の使い分けの話が延々とあるのですけど、アカデミズムの世界は世界として、実務の世界でいつごろ「労使関係」の方が一般的になったのかというのは追及してみる値打ちのあることでしょうね。

そこに、「労資関係」が原理上なくなったはずの社会主義国家における労働者と管理者の関係についての議論がどう影響しているのかいないのか、とか。

文中一番納得したのは、「おそらくゴードン先生の議論をもっともきっちり継承したのはウさんの『「身分の取引」と日本の雇用慣行』だと思う」というところでした。

(蛇足)

まったく余計なことですが、金子さんが「この本は翻訳される前から、既に三つも書評が出ていて、そのうち池田信先生が書いたものはwebで読める。だから、内容の詳しい紹介はいらないかなと思う。」

http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/shohyo/ikeda3.html

といってリンクを張っている書評は、「池田信先生」であって、「池田信夫先生」ではないので、念のため。

まあ、

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/post_c013.html(一知半解ではなく無知蒙昧)

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/3_a7ad.html(池田信夫氏の3法則)

というような惨状を晒すヒトが、ゴードンの名著を書評するはずはないわけですが。

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