フォト
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  
無料ブログはココログ

« 第1回非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会 | トップページ | 言霊のさきはう国または客観的分析言説を主観的倫理言説で叩き潰して気持ちよがる社会の行く末 »

2012年9月22日 (土)

現代社会の常識

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-0b64.html(「権利過剰論者」にとって問題であること、問題でないこと)

に、「日之人」さんからこういうコメントが付いたので、

冨田かおり議員のブログを見てみると、記事とは多少トーンが違うようですけどね。

その議員のブログを見てみました。

http://minnanokaori.net/?p=411

民間企業の多くは、どんなに長時間働いても残業代は一定額で打ち切りだ。それ以上はサービス残業することになる。当然、効率やスピードを考えて仕事をする。当たり前だ。既婚者は家に帰って子どもの顔が見たいし、独身者はデートだってしたいではないか。 労働組合のある会社なら労使交渉に臨むこともできるが、とりあえずのところで妥結する。組合員としては口惜しいが、無い袖は振れないわけで、会社がつぶれたら元も子もない。これはまだいいほうであって、残業代を出さないブラック企業さえある。これは労基法違反だから問題外としても、公務員の残業代は青天井といわれても仕方ないかもしれない。

というわけで、まったく残業代を払わない完全不払い企業だけが「ブラック企業」であって、残業代に上限を設定してそれ以上はサービス残業というのは当たり前であって、ブラック企業などではないという、まことに現代社会の常識をわきまえた議員さんであるようです。

唯一つ残念なのは、「民間企業の多くは」労働基準法が適用されるという世に知られざる密教の知識まではご存じなかったということのようです。

« 第1回非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会 | トップページ | 言霊のさきはう国または客観的分析言説を主観的倫理言説で叩き潰して気持ちよがる社会の行く末 »

コメント

>会社がつぶれたら元も子もない。

つぶれても、ある程度の“元も子もある”労働市場政策(ないし社会保障政策)を構想しよう、とはならない・・・。

現代日本の代議員/議会代表の見識および政策構想レベルがこの程度を標準とするとしたら困っちゃう話なのに、実際にこの程度が標準というか、まあ本当は、もっとましなのを選びたいよね…。

そもそも、低賃金労働者に頼る企業は低生産性なんだから、みんなの党的にはそういうゾンビ企業は潰れて強い企業が生き残るのべきなんじゃないのかしら

みんなの党には法律の専門家はおらんのか。

おらんのや。

>会社がつぶれたら元も子もない。

そういう会社を叩き潰して、労基法準拠の会社だけが残るよう淘汰圧力を掛けるのが、法治国家の在り方だと思います

労基法を守れない法人は、もはや”法”人とは認めてはいけないでしょう

法を作る役目のはずの議員がこれほどのアホでは、国権の最高機関の権威を疑わざるをえなくなります。
当然、国民の義務として、この手のアホを落とすためのちゃんとした一票の行使をしなければなりません

もうすぐですね。楽しみです。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 現代社会の常識:

« 第1回非正規雇用労働者の能力開発抜本強化に関する検討会 | トップページ | 言霊のさきはう国または客観的分析言説を主観的倫理言説で叩き潰して気持ちよがる社会の行く末 »