芦田宏直先生の講演で紹介されていたので
久しぶりに、『新しい労働社会』を「読みました」というエントリ。「悩める戦うビジネスマン」ことkahusuさんの「01-Reading 大人の読書」というブログです。
http://d.hatena.ne.jp/kahusu/20120818
先日に参加した芦田宏直先生の講演で紹介されていたので購入。
日本の雇用システムがよくわかる一冊です。
特に非正規労働者を取り巻く三者間労務供給関係のパターンは秀一でした。
芦田さんには、かつて本書をめぐり、いろいろと論じていただいたことがあります。
http://www.ashida.info/blog/2009/10/post_385.html(岩波新書『新しい労働社会』の著者・濱口桂一郞さんが、彼への私の言及にコメントをくれました ― こんなことってあるんですよね(朋あり遠方より来る、また楽しからずや)。 2009年10月27日)
私が書いたキャリア教育についての論文の中で触れた濱口桂一郞さんの著書『新しい労働社会』(岩波社会)。この著作は書評誌でも話題を呼んでいる著作だが、その労働問題の専門家である濱口さんが自身のブログで、私の言及にコメントをしてくれている。私の孤独な作業にも、労働問題の専門家の読者がいたことに謝意を表して、こちらからも彼のブログを紹介したい。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2009/10/post-fe82.html(芦田宏直さんのキャリア教育・職業教育論)
http://www.ashida.info/blog/2009/10/post_386.html(岩波新書『新しい労働社会』(濱口桂一郎)と私のキャリア教育論 2009年10月29日)
濱口さんの「メンバーシップ型」「ジョブ型」雇用についての体系だった説明は類書の従来の説明とは質的に異なり、あざやかなものだった。この本の中身をもっとも役に立てるのは私しかいない、と思うほどのものだ。著者とは直接的な関心は違うが、私が抱えている数々の難問が「氷解」するという感覚でもあった。
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