新書とは異なる次元に存在する書物
斉藤社会保険労務士事務所さんのブログに、拙著『日本の雇用と労働法』の書評が書かれています。
http://www.ajconsult.jp/article/14509688.html
著者である通称“hamachan先生”といえば、超一流の研究者でありながら、キングブロガーの異名を持つ一風変わった出で立ちの方です。この先生のホームページをチェックしている専門家も多いことでしょう。
いや、キングブロガーなどと言われたのは初めてですが。
法政大学の授業用に執筆されたとのことですが、新書でありながら雇用システム、歴史、労働法と、よくこのスペースに押し込むことができると感心させられます。新書とは異なる次元に存在する書物だと思った方が良いでしょう。
「新書とは異なる次元に存在する書物」ですか・・・。
むしろ、本来新書というのはそういう書物であったような気が。
労働法を苦手としている人でも、この本なら好きになれるかもしれません。それだけ、分かりやすく面白く、深く、本当に勉強になる本です。
いずれにしても、ありがとうございます。
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そうですね。新書の定義失礼いたしました。それと、キングブロガーと言ったのは、私ではなく玄田先生です。東大社研のセミナーで、濱口先生の講演のときでした。これからもがんばってください。応援しています。
投稿: 斉藤社会保険労務士事務所 | 2012年8月19日 (日) 23時20分
これはわざわざおいでいただき、しかも応援までしていただいて、ありがとうございます。
いえ、今の新書本の相当部分は、昔とはだいぶ違う性質のものになっていますから、仰ることの方がその通りだとは思います。
ところで、玄田先生が「キングブロガー」なんて言われましたっけ。全然覚えてなかったです。
投稿: hamachan | 2012年8月19日 (日) 23時29分