能力に応じた職務給???
言葉の正確な意味での人事コンサルタントである「はやっと」さんが、これまた人事コンサルタントを称している城繁幸氏の用語法の、あまりといえばあまりな無理無体ぶりに苦言を呈していますが、
http://jyoshige.livedoor.biz/archives/5677946.html(40歳定年で泣く人、笑う人)
どうもぱっと見出しだけ見てそう思ってしまっている人が多いようだが、定年40歳というのは、40歳で全員クビになるというわけではない。40歳以後は何らかの有期雇用にし、処遇も年功賃金ではなく処遇に応じた職務給にするというものだ。
だから、優秀な人間は年俸制の部長、事業部長として、あるいは年俸制のプレイヤーとして、従来より高額の賃金で処遇されるだろう。
そうでない人は能力に応じた職務給で処遇されるだけのこと。
イメージとしては、大企業の50代の管理職に適用される役職離任制度が近いだろう。
役職を外れ給料も2、3割ほどダウンするだけで、雇用自体は保証される。
まず「年俸制」について
http://twitter.com/al_hayat/status/228060512997478400
城さん
@joshigeyuki が「年俸制の部長、事業部長として、あるいは年俸制のプレイヤーとして、従来より高額の賃金で処遇されるだろう」と書いているが、年俸制=高額の賃金ではないと思うんだけど、「年俸制」ってどういう概念なんだろうか。
http://twitter.com/joshigeyuki/status/228063650194284544
「優秀な人間は」って書いてるんだけど。優秀な人間は職能給の天井を越えて賃上げされるって、そこまでいちいち捕捉しないとわからないんだろうか。
http://twitter.com/al_hayat/status/228071352177926144
質問に対してちゃんと答えてくれなかった件(泣
もっとひどいのは、
http://twitter.com/al_hayat/status/228060907031371776
同じく、城さん
@joshigeyuki が「能力に応じた職務給で処遇されるだけのこと」と書いているんだけど、「能力に応じた職務給」ってどういうことなのだろうか。職務給はジョブに応じて設定されるわけで、その人の能力は関係ないと思うけど。
能力給は「ヒト」に値札が付き、職務給は「椅子(ジョブ)」に値札が付くというのは、人事労務をやる人間にとってイロハのイのそのまた前段階みたいな基礎中の基礎なんですけどね。
こういうのがものを知らないマスコミ連中に持て囃されているのを、まっとうな人事コンサルタントが見れば、確かに、
http://twitter.com/al_hayat/status/228076957194137600
城さんは労務管理や人材マネジメントに関する理論や概念、実態にそこまで詳しくないのだと思う。あとは姿勢としては「ファクトに忠実」というよりは「政治的なスタンス重視」。これを「人事コンサルタント」という肩書きでやられると「同業者」としては困るんだよなぁ。。。と。
「同業者」にカッコがついているところに、はやっとさんの気持ちがにじみ出ているような・・・。
http://twitter.com/al_hayat/status/228127475916492801
年俸制の定義としては誤りですね。あと、非常に申し上げにくいことですが、城さんの文章は使用する概念の厳密さを欠いていて文脈以前の議論だと認識しています
http://twitter.com/al_hayat/status/228130054016757760
最初の頃の著作はおもしろかったんですが、富士通を辞めて以来、現場に関与することもなさそうですし、inputが足りてないんじゃないかなぁという印象です。
まあ、「売れる」ことを最優先するという戦略からすれば、人事労務管理論の専門家からどんなに蔑まれようが関係ないというのは、一つの生き方としてすがすがしいとも言えます。
そういうのを使うマスコミの連中が不勉強だというだけのことですし。
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