既卒者の就職率改善 半数がハローワーク経由
サンケイビズの記事ですが、
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/120724/ecd1207240502000-n1.htm
就職を希望していたが採用内定を得られずに今春卒業した大学生、高校生らのうち、ほぼ半数の2万4663人が4~6月にハローワークを通じて就職が決まったことが、厚生労働省の集計で分かった。昨年同期は4人に1人程度にとどまっており、改善した。
「シューカツ」じゃなくて「職探し」モードになれば、それなりに道は開けるのですね。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-5f11.html(ハロワに行くのって『職探し』って感じがするんですよー)
・・・それで学生たちになんでハロワ行かないのって聞いたら、まあ聞いたらなるほどって思いましたけども、「ハロワに行くのって『職探し』って感じがするんですよー」って言われたときはびっくりした。いやお前らいまやってるの職探しやろ。違うのか。
いや、この学生さんたちの素朴な反応に、シューカツってのが、いかなる意味でも就「職」活動なんかではないという事実が、あまりにも露わになっていて、これってやらせでないの?と思わず言いたくなるほどです。
あれほど何年間もかけて一生懸命やっているシューカツってのは、その当人たちにとっては「職探し」じゃなかったんですよ、これが。
そしてこういうことにもなる。
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-1266.html(シューカツがただの職探しじゃなくなってるから・・・)
・・・シューカツがただの職探しじゃなくなって、人生における人間の値打ちを決めるイベントになっちゃっているからなんでしょうね。
でも、本来就職活動ってのは、ただの職探しなんですよ。
ついでに、参考のため
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-0156.html(上西さんの授業でハロワの解説)
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/post-7e48.html(上西さんの授業でハロワの解説後篇プラス)
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