『経営法曹研究会報』71号
経営法曹会議より、『経営法曹研究会報』71号をお送りいただきました。
今号の特集は「整理解雇の4要件・4要素再考」ですが、整理解雇論を正面から大展開するというよりも、3月のJAL2判決を論ずるために、整理解雇から論じたというもので、次の4人の報告からなっています。
1 整理解雇をめぐる今までの裁判例の動向 今津幸子
2 再建型企業倒産のもとでの整理解雇 木下潮音
3 日本航空整理解雇事件の背景と運航乗務員判決について 杉原知佳
4 日本航空客室乗務員整理解雇事件について 川端小織
と並べてみると、4人とも女性弁護士ですね。
JAL事件は先日私が前座を務めた東大労判のメイン評釈で池田悠さんが大評釈をしたところですが、
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/06/post-3583.html(神戸刑務所(管理栄養士偽装請負)事件)
こちらでは経営法曹の総力を結集していろいろと論じられています。
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