『日本の雇用終了』ツイート短評
というわけで、引き続きツイート上の『日本の雇用終了』への短評です。
http://twitter.com/taisho__/status/209051904037232641
濱口桂一郎先生の日本の雇用終了を読了。雇用終了の膨大な事例を分析した大著。事実を押さえた上で考えるというのが社会科学に求められる最低限の取組だけど、金融、会計、経済、心理、法という勘違いを産む五大学問をかじった方は独自の枠組みで空理空論言い出すことも。事実への深い分析が光る。
「事実への深い分析が光る」という言葉は嬉しいです。それにしても、「勘違いを産む五大学問」という皮肉はなんとも・・・。
ちなみに、このツイートへのリプライで、
http://twitter.com/tatenosr/status/209052568280768512
濱口先生の本私も買おうと思って買ってない(本屋やamazonに売ってない!)のですが、よさそうですね。しかし読む時間をつくることができるか・・・(-_-;)
と言われていますが、いや、今は大きな本屋には置いてありますし、アマゾンでも買えます。
それにしても、新刊が2,625円で買えるのに、なぜ中古品が3,985円で、コレクター商品が5,250円なのか、よく理解できないのですが。
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雇用終了の判断は能力ではなく態度だそうだ。
http://tomokei2216.blog.fc2.com/blog-entry-104.html
「日本の雇用終了」という本が最近刊行された。研究者や専門家に向けて刊行されたため、一般の書店では見かけることもないだろう。労働政策研究・研修機構が発行した。これが結構おもしろいといっては、労働局のあっせん事例から解雇事例を分析したものだから、当事者には失礼なのだがおもしろかった。前文に、あるように、日本の雇用終了の判断の基準は能力ではなく態度にあると断じているように、会社は能力より態度で労働者を判断しているようである。会社が気にくわない、人がどうやって、解雇を言い渡すか、気にくわない態度が満載なのだ。
以下抜粋
投稿: サーチ | 2012年6月 5日 (火) 11時26分