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2012年5月 8日 (火)

リベラルってなあに?

yeuxquiさんの

http://twitter.com/#!/yeuxqui/status/199723215185133568

マスコミの人たちで自分をアメリカの意味でリベラルだと思っていたひとは、じつはまったく正反対で、むしろフランスの意味でリベラル=サルコジ風で、頭のおかしい共和党支持者に近かったことにそろそろ気がつくだろうか。

いやあ、そいつは無理でしょう。

もう6年も前に、同じようなことを言ってた記憶が・・・。

http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_c7ac.html(リベラルとソーシャル)

しかし、少なくとも欧州的文脈でいえば、リベラルとソーシャルという対立軸は極めて明確。それが日本でぐちゃぐちゃになりかけているのは、ひとえにアメリカの(本来ならば「ソーシャル」と名乗るべき)労働者保護や福祉志向の連中が自らを「リベラル」と名乗ったため。それで本来「リベラル」と名乗るべき連中が「リバタリアン」などと異星人じみた名称になって話がこんがらがっただけ。そこのところをしっかり見据えておけば、悩む必要はない。

もちろん、「第三の道」など両者を架橋する試みは繰り返しあるが、それもこれもリベとソシの軸がしっかりあるから。そして、経済学はじめ諸々の社会科学においても、これが最も重要な政策判断の軸であることになんの変わりもないし、およそ社会思想史なるものを少しでも囓った人間であれば、これが近代社会における最も重要な政治的対立の軸であることも分かるはず。

考えてみれば、本ブログの開設当時から、コウゾウカイカクとリフレの対立が人類の歴史で最も重要だなぞというたぐいの超近視眼的わけわかめ理論に対し、「をいをい」と当たり前のことを言い続けてきて疲れましたわいな。

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コメント

「リベラル」の本来的な意味や誤用を指摘するのは結構だと思いますが、それらの誤用を指摘するのと同時に「ソーシャル」の定義についても、学術的により正確な「左派共同体主義」あるいは「コミュニタリアニズム」の名で呼称するべきではないでしょうか。

「リベラル」「ソーシャル」の二項対立で政治的立場を説明しようとするhamachan氏の主張も、誤解を招く不十分で不適当な内容であると考えます。

労働者(あるいは女性、障害者、LGBTQ、民族など)の「尊厳」「名誉」、労働の「価値」や「美徳」といったものに訴えかける政治姿勢は共同体主義に分類されます。

日本には本来的な意味でのリベラル(自由主義的)な政治勢力は、良くも悪くも存在していないと思います。

うーむ、私の言っている趣旨は、別段学者たちが学会で使っている用語法に従えなんて言う趣旨ではなくて、単にヨーロッパ諸国で普通の人、というか少なくとも知的世界に生きている人々がごく普通に使っている用語法に沿ったほうがいいのではという程度のことなんですが。

自民党は社会主義や共産主義に対するヨーロッパ式のリベラルだと指摘するとネトサヨさんに批判されますね。
右派も右派で、日本の左派が言い出したらしい、ヨーロッパ式にアメリカ式を接ぎ木した「リベラル左翼」なる概念をなぜか一緒になって喧伝していますし、更に酷いものだと「リベラル=サヨク=社会主義・共産主義」や「サヨク=(国民)社会主義=ナチズム」などと主張しだす始末です。
ナチズムは「純血のアーリア人によるヨーロッパ制覇」や「民族共同体」を掲げたから右派(民族派)だと指摘するとネトウヨさんに非難されます……。

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