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2012年5月 5日 (土)

かなり興味もって読めるぜ!「日本の雇用と労働法」

拙著『日本の雇用と労働法』をめぐって、社労士受験者の方の間でこういうついーとが、

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/197263880567791617

誰か、一般常識のいい勉強の仕方あったら教えてくださいm(__)m

http://twitter.com/#!/kirari1234/status/197272300792459264

効率のよい勉強かどうかは微妙ですが、去年と同じような問題が労一で出た時の対策として購入した「日本の雇用と労働法(日経文庫)」が非常に参考になりました。 労働法関係諸法令の立法趣旨や時代背景などが分かりました。

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/197278879428251649

ありがとうございます!「日本の雇用と労働法」早速Amazonで注文しました。去年は、そんなん知るわけないやろ!常識やあるかい!!的な1点で泣いております。あれ常識と言えるくらいに今年は頑張ります!将来役に立ったらいいなぁ。

http://twitter.com/#!/kirari1234/status/197296213844967424

某予備校の先生が、開業社労士の方にH23年の労一解いてもらったら、例外なくみんな解けたんですって。だから社労士にとってあれは常識なんでしょうね。ちなみに「日本の雇用と労働法」、H15労一、H20労災選択に関する記述もあり、勉強になりましたよ(^^)

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/197866788686532609

「日本の雇用と労働法」が届いたのでGWはこれを読む。

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/198393511836520451

なるほど!確かに法定労働時間=割り増し賃金の計算の基礎くらいにしか考えてなかった。そもそも、労働時間と割り増し賃金(残業代)は全然別の概念として考えなければならないんですよね。法定労働時間なんか36協定次第でないも同然だし。

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/198394733884747776

電算型賃金体系とか能力主義管理とか何回も出てる。やっぱりこれって社労士の常識だったんだ。

http://twitter.com/#!/cappuccino6601/status/198395147355045889

かなり興味もって読めるぜ!「日本の雇用と労働法」

ということで、何にせよ拙著をかなりの興味を持って読んでいただけているようで、ありがとうございます。社労士を目指す方だけでなく、労働問題の常識を軽く読んで身につけるのに最適です。

あと、ブログでもいくつか拙著評がありました。

http://der9002.way-nifty.com/blog/2012/05/post-d5b9.html(パソコンメンテナンスと浦和レッズ、それと読書)

日本型雇用の実質を、比較で説明してくれる。
人間は、比較でしか事実を知ることができない。
事実は、相対的にしか存在しない。

日本の雇用の実質がメンバーシップで、それが法の建前と乖離し判例がそれを埋める。
よくある話であるが、労働法との乖離は常軌を逸していないか?

http://ameblo.jp/yoss2525/entry-11240812629.html(技術系社労士?を目指す!)

労働組合は、使用者組織の外側にある、というのが日本における組合の法的考え方であると言えましょう。

しかしながら、日本ではそのほとんどが企業別組合で、組合が従業員の組織となっており、組合の事務所が使用者組織の中にあったりしています。

理念と現実が違うのです。

・・・・以上のことは、濱口桂一郎氏の本の受け売りでありました。

http://blog.goo.ne.jp/go2c/e/93af3d5b0ec02f9053b1f88a344bedc5(一寸の虫に五寸釘)

本書は労働法の本、というよりは労働法制度を歴史的背景を含めて俯瞰した本です。

・・・「そんなこと常識じゃないか」と具体的な事件や法制度・判例まで頭に浮かんでくる人には本書は不要だと思いますが、私のような半可通には、個々の法律や判例を俯瞰する視点が新鮮でした。  

・・・・・・ただ最終章「日本型雇用システムの周辺と外部」で非正規労働について扱っている部分は(日本の法制度下では労働者はすべて雇用契約に基づいて働いているにもかかわらず「契約社員」という言葉が特定の就労形態を指す、というあたりのつっこみはさすがなのですが)、「メンバーシップ型vsジョブ型」の切り口で単純には料理できない部分もあり(非正規=ジョブ型、というわけでもない)切れ味の鋭さが欠けているのはちょっと残念。

現在の労働法制や判例がどういう時代背景から形成されてきたかを理解するには役に立つ本だと思います。

それぞれの観点から拙著を読んでいただいていることが窺われ、大変嬉しく思います。

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コメント

hamachan様
拙ブログに目を留めて頂いてありがとうございました。
働くものとして知っておくべき労働法について、わかりやすく書かれた本であると感服するところであり、受け売りしてしまいました。恐れ入ります。
これからも実務に近いところでのご活躍を期待しております。

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