大学にハローワークの出先機関
というわけで、
http://eulabourlaw.cocolog-nifty.com/blog/2012/05/post-1266.html(シューカツがただの職探しじゃなくなってるから・・・)
それで学生たちになんでハロワ行かないのって聞いたら、まあ聞いたらなるほどって思いましたけども、「ハロワに行くのって『職探し』って感じがするんですよー」って言われたときはびっくりした。いやお前らいまやってるの職探しやろ。違うのか。
シューカツは職探しじゃないと思っているらしい学生さんたちのために、その職探しの本家のハロワが大学に乗り込んでくるようです。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012051201001786.html(大学にハローワークの出先機関 連携強化で就職支援)
政府がまとめる「若者雇用戦略」の骨子案が12日、判明した。景気低迷に伴い就職難が続く大学生らを支援するため、全国的情報網を持つハローワークの出先機関を大学内に設けるなど行政と学校の連携強化を打ち出した。雇用機会均等の観点から就学支援や職業教育充実を挙げ、中小企業の人材確保支援、フリーター大幅削減の確実な達成も盛り込んだ。
野田佳彦首相と関係閣僚、学識経験者、労使代表らでつくる「雇用戦略対話」の下に設置したワーキンググループで骨子案を基に議論し戦略を策定。6月にも対話会合で正式決定する。
この関連で、例のジョブカードの学生版ができたという話も併せて見ておきたいところです。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000028c8u.html(「大学等におけるキャリア教育推進に当たってのジョブ・カード活用・普及促進等に関する実務者会議」報告書まとまる)
今回取りまとめた報告書では、この「学生用ジョブ・カード」の様式と具体的な普及促進策などを定めました。
以下の3種のシートから構成されます。
1:ジョブ・カード様式1〔履歴シート〕
現行のジョブ・カード様式1と同一(学習歴・訓練歴、資格・免許、自己PR、志望動機など)。
2:学生用ジョブ・カード様式〔学校活動歴シート〕(別添資料1)
在学中に学んだこと、アルバイト歴、ボランティア活動やインターンシップなどの社会体験活動に関する事項を記載。
3:学生用ジョブ・カード様式〔パーソナリティ/キャリアシート〕(別添資料2)
「興味・関心」や「得意なこと、苦手なこと」などのパーソナリティに関する事項と、本人のキャリア・ビジョン(将来取り組みたい仕事、仕事を通じて達成したい目標など)に関する事項を記載。
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あれっ、たしか学校教育法にいう学校というのは、職業安定機関の業務を分担しているのではなかったでしょうか。私の勘違いでしたでしょうか?
最近は職業紹介をやってはいないのでしょうか?
投稿: endou | 2012年5月14日 (月) 00時41分