日本の解雇まるごとHOWマッチ
出井智将さんが、『日本の雇用終了』をお買い求め頂き、ブログでご紹介頂いています。
http://ameblo.jp/monozukuri-service/entry-11238502131.html(JILPT第2期プロジェクト研究シリーズ『日本の雇用終了-労働局あっせん事例から』)
あくまでも研究書なので、過去の労働局のあっせん事例から、労働紛争事案の判例をまとめられたもので、読み物としてというよりは、事ある度に開く、辞書的書籍なのだと思いますが、ページをめくる度に、あるわ、あるわ…。
解雇規制が強すぎるから、緩和すべきという意見も多いこの日本で、バッサバッサの首切り事例(汗)。
いやまさに、大企業正社員の経営上の理由による整理解雇に対する規制だけで日本の雇用終了を考えてると、本書にあるような膨大な実態が目に入らなくなるということなわけです。
出井さんの評語は、これで決まりでしょう。
また、個別事案での解決金なども書かれていますので、参考書「日本の解雇まるごとHOWマッチ」というような一冊でもあります。
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