労働講座企画委員会寄附講座「未来の自分をつかめ~私たちが生きる労働社会を考える」
明治大学学部間共通総合講座として、労働講座企画委員会寄附講座「未来の自分をつかめ~私たちが生きる労働社会を考える」というオムニバス講座の日程表がアップされています。
http://www.kisc.meiji.ac.jp/~labored/kifukoza/rodokoza2012.html
日本の雇用不安が止まらない。高止まりの失業率、就職難が続くなか、学生のみなさんに10年後の自分たちの働く姿がみえるだろうか。今はまだ、就活だけで精一杯に違いない。しかし、社会人になる一歩手前で、ぜひこれだけは知ってほしい。先輩たちが雇用の現場で体験した光と影を、不安な時代を生きるための知恵を。「知る」ことで人は強くなれるはずである。
講座の前半では、正規労働者(正社員)と非正規労働者(パートや派遣、契約労働者など)の実態について学ぶ。講座の後半では、その原因とどのような雇用や労働のあり方をめざすのか、働く者としての権利と働き方について考え、議論する。
4月16日 ガイダンス、OB・OGトーク 平井 陽一(商学部教授)
4月23日 正社員の働き方(1)〜OB・OGの職場から 高須 裕彦(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員/一橋大学フェアレイバー研究教育センター)
5月7日 正社員の働き方(2)〜長時間労働と過労死 川人 博(弁護士・過労死弁護団)
5月14日 正規労働者の世界(3)〜あるOGの経験から 小林 範子(ヤマト運輸労働組合副中央執行委員長)
5月21日 非正規労働者の働き方 武田 敦(首都圏青年ユニオン)
5月28日 私たちの働き方(1)〜アルバイト経験を出発点に 高須 裕彦(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員/一橋大学フェアレイバー研究教育センター)森崎 巌(全労働省労働組合執行委員長)(元労働基準監督官)飯田 勝泰(NPO法人 東京労働安全衛生センター事務局長)
6月4日 私たちの働き方(2)〜問題点と解決の仕方 高須 裕彦(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員/一橋大学フェアレイバー研究教育センター)森崎 巌(全労働省労働組合執行委員長)(元労働基準監督官)飯田 勝泰(NPO法人 東京労働安全衛生センター事務局長)
6月11日 中間まとめのワークショップ「わたしの働き方を考える」高須 裕彦(明治大学労働教育メディア研究センター客員研究員/一橋大学フェアレイバー研究教育センター)
6月18日 日本の労働社会(1)〜成り立ちと改革の方向 濱口 桂一郎(独立行政法人労働政策研究・研修機構 労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員)
6月25日 日本の労働社会(2)〜専門職からみた新しい働き方 瀬山 紀子(埼玉県男女共同参画推進センター)
7月2日 世界はどこへ向かうのか〜グローバリゼーションの視点から 竹田 茂夫(法政大学経済学部教授)
7月9日 労働組合とは何か〜職場や社会における役割 小山 正樹(財団法人総評会館専務理事/産業別労働組合JAM参与)
7月16日 【特別講義】原発労働から見える日本の労働社会 風間 直樹(東洋経済新報社記者)
7月23日 まとめのワークショップ 平井 陽一(商学部教授)
わたくしも1回担当します。
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