身体がデカイから解雇
河添誠さんのつぶやきで、
http://twitter.com/#!/kawazoemakoto/status/195768023330734080
いま、東京都労働委員会で事務局あっせん。靴や洋服の小売店で女性店長職の解雇。解雇理由が「やせなかったから」。ほんとうに、ひどい解雇。首都圏青年ユニオンから団交を申し入れたが、団交拒否されたので、都労委あっせんへ。こういう企業を徹底して許さない。応援に来た組合員も怒りまくり。
痩せなかったから・・・ということは、体型を理由とする解雇ということでしょうか。
そういうのも世の中には確かにあるわけで、たとえば『日本の雇用終了』から探すと、
・30096(正女)普通解雇(不参加)(14名、無)
病院で受付を2日間しただけで、事務長から「うちの病院の雰囲気に合わない、てきぱきと動けていないので採用を取り消す」と言われ、「パートとしてなら診療補助で雇ってもいい」と言われて渋々承諾したが、そこでも2日間働いただけで「あなたは身長も高く、体もデカイため、他のスタッフと比べると目立つので、パートとしても要らない。明日からもう来なくてよい」と言われ、即日解雇された。
会社側不参加のため事情がよく分からないが、体が大きく目立つから解雇という理由をまともに受け取れば、これは特殊な差別類型を構成する事案ともいえる。
身体がデカイから解雇というのも意味不明ですが。
« 労働安全衛生も立派に労働問題 | トップページ | 春の叙勲 »
http://agora-web.jp/archives/1453536.html
イタリアの解雇規制はこんな変な状況なのでしょうか??
投稿: しゃくち | 2012年5月 4日 (金) 21時51分
EU諸国の解雇規制法については、以前『季刊労働者の権利』にまとめたことがあるので、リンクを張っておきます。
http://homepage3.nifty.com/hamachan/roubenflexicurity.html">http://homepage3.nifty.com/hamachan/roubenflexicurity.html(解雇規制とフレクシキュリティ)
法制だけを見れば、イタリアよりも厳格な国も結構あります。
まあ、イタリアはむしろ、いわゆる闇経済の大きさで有名なわけですが。
投稿: hamachan | 2012年5月 4日 (金) 22時22分