なんてお得な一冊なんだろう。もっと早くこの本に出会いたかった。
拙著『日本の雇用と労働法』への「読書メーター」上での新しい書評です。「Yuki」さんという方。
http://book.akahoshitakuya.com/u/72207
これはものすごい良書。日本特殊の雇用システムに関しては「男性稼ぎ手モデル」とか「労働市場の二重構造論」とかいくつか他の説明の語り口を目にしてきたけど、この本の欧米をジョブ型、日本をメンバーシップ型とする整理がもっとも腑に落ちた。扱ってるトピックも広くまた歴史的背景にも言及も欠かさない。なんてお得な一冊なんだろう。もっと早くこの本に出会いたかった。
「なんてお得な一冊なんだろう。もっと早くこの本に出会いたかった。」というお言葉は、著者冥利に尽きます。
また、ツイッター上でも「DOG」さんの拙著へのこういう書評がありました。
http://twitter.com/#!/hanakonoguchi/status/194014283032571905
hamachanの労働法の本、悪くないね。いや、第1章からむしろ目から鱗なんだけど!!
http://twitter.com/#!/hanakonoguchi/status/194028420223610880
hamachanの本っていいんだけど、「欧米はこうだが、日本型雇用はこうで。。。」という表現が非常に多く、比較をするたびに、今の勤務先が典型的な日本型雇用の糞っぷりを発揮している事が鼻に付き、まともな感情で読めないのが、難(笑)。読む度に、著者ではなく、日本の雇用制度に激怒。
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