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2012年4月19日 (木)

OECD『知識の創造・普及・活用』

100412 明石書店より、OECD教育研究革新センター編著の『知識の創造・普及・活用 学習社会のナレッジ・マネジメント』をお送りいただきました。

http://www.akashi.co.jp/book/b100412.html

わりと最近、OECDでは教育関係の本を重点的にお送りいただいている感じがします。

学習社会で働き、成功するために、知識(ナレッジ)のマネジメントは、民間企業でも公的組織でも重要な新しい課題となりつつある。企業や組織にとって、国内あるいはグローバルな規模で知識を創造し、共有し、活用することが次第に重要となってきている。しかし、ナレッジ・マネジメントの特徴や動きを理解し、事業の発展にとって最も適した道を明らかにするためには、微視的・巨視的なレベルで知識経済の分析を早急に行う必要がある。ところが、いろいろな領域や組織で知識を効率的に活用できる方法や学習組織としての組織を評価する方法はほとんど知られていない。
本書は、多様な領域における知識や学習プロセスについての優れた理解を通じ、こうした課題を方向づけようとする野心的な試みである。本書では、工学や情報通信技術、医療や教育の分野(セクター)における知識の創造や普及、活用のプロセスを具体的に分析し比較検討する。次第に相互連携を深める世界の中で、教育の実践や政策を決定するための優れた知識ベースを各国の政府は早急に必要としている。他のセクターと比べると教育セクターは、知識の創造や普及、活用の行われている割合や質、成功の程度が低い。医療や工学のようなセクターとは異なり、教育の領域はなお、技術的組織的な進歩に伴う持続的で明瞭な改善がみられないままなのである。本書は、教育のすべてのレベルにおいてそのナレッジ・マネジメントが強化される必要性を明確に述べている。

ざっと見て思ったことですが、標題にもなっている「学習社会」という言葉はよく使われますが、本書に出てくる「学習経済」という言葉は初見でした。

大変広範な領域をカバーする本なのですが、第4章第4節の「教育におけるイノベーションの政策」から、ちょっと気のついた文をいくつか・・・。

イノベーションは学校だけでなく、教育のあらゆる分野で進めていくことができる。

知識が教育において伝達される複雑な方法や或いはそこに含まれるコストや努力についてはほとんど知られていない。

しかし、多くの学校が「学習する組織」となっていないことは明白であり、

そして、教師がその職人的知識を共有する方法には注意を払う必要があり、

しかし、学校を官僚的な束縛から自由にすることは、構成の問題を生む。

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