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2012年3月27日 (火)

政治家やマスコミこそ拳々服膺すべき3原則

野川忍さんの「巣立つ学生に」向けたはなむけの3原則。

http://twitter.com/#!/theophil21

巣立つ学生に(1)あえて労働法の大切さを力説はしません。世の中に対峙していくために大切な三つの原則を伝えます。一つは「確認」。ジャンク情報やあいまいな物言いに振り回されないために、どんな情報も発言も「誰がどこでいつ発したのか」を確認すること。確認できない情報には距離をおくこと。

巣立つ学生に(2)二つ目の原則は「具体化」。「要するにこうだ」という抽象的な見解や断定的な主張に接したり、自分でも言いたくなったら、常に「たとえば?」と問う事。具体的事例に即して説明することが出来ない主張なら小学生でも言えます。「自然体が大事だ!」「具体的に説明して」

巣立つ学生に(3)三つ目の原則は「反論の推定」。「絶対こうだ!」と思ったら、その考えに対してどんな有効な反論がありうるかを検討する習慣をつけること。自分の主張への効果的反論の可能性を常に念頭に置くと、その主張は飛躍的に説得力のある強靭なものとなります。倦むことなく、「前へ!」

いやもう、なにも付け加えなくても、これだけ雄弁なはなむけの言葉はないです。ああいう連中やこういう連中の真似をしていけませんよ、と。

ちなみに、いやしくも研究者を志す人は、3原則ならぬ「3法則」に陥らないようにしましょうね。

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コメント

政治とかマスコミを話題に出すなら、どんな立派な理論を鍛えても人口に膾炙しなければ無いものと同じ、無駄ではないでしょうか。

政治の場で議論せず、より多くの人を説得しようともせず、専門家どうし・”真実”に目覚めた人どうしの傷の舐めあいで、維新は・・・ミンスは・・・橋下は・・・と愚痴ることに生産性があるのかしら??
大きな政府大好きな人にこの傾向が強いですよね

なるほど、人口に膾炙しなければ無いのと同じで無駄だから、そのためには捏造でも何でもする、と。

“真実”よりも話題が大事、と。

確かに・・・。

さすが革命烈士さんは言うことが違う。名は体を表す。スターリン世界平和賞間違いなし。

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