うちの業界にもこういう教科書があればなあ、と思ったのは内緒です
拙著『日本の雇用と労働法』へのアマゾンカスタマーレビューの8件目。はじめに、
どうやら著者がAmazonレビューをヲチしているようなので、まずreservationから一つ。えー、わたくしはこの本が扱う分野について正当な評価を下すための知識や訓練を欠いておりますので、安易に五つ星にすることは避けようと思います。
とありますように、はい、わたくしヲチしておりますので、こうして早くも取りあげさせていただいております。
この「birdsong」さん、アマゾンノベストレビュワーのお一人で、「一応「先生」と 呼ばれる商売をやってる中年のおっちゃん」だそうです。主としてレビューされているのは、ミステリや電子機器類や制服向上委員会のアルバムなどのようで、たしかに拙著はやや異色かも知れません。
さて、「新しい労働社会」では国際的な視点から日本の労働社会の特殊性と将来への提案を論じた著者、今回は座標軸を90度回して、でき上がったのは教科書でありながら一種の歴史ものとしても楽しめる一冊となりました。
そして、拙著の基本的な枠組みを説明し、
このあたり、法律に詳しい方なら、もっと面白く読めるのでしょう。
と述べておられますが、そうとも言えますが、逆にあまり法律の議論にガチガチになっていない人の方が、すっと読んでいただけるのではないかという気もします。
ちなみに、最後のところで
(* この本、教養課程の教科書なのだそうです。うちの業界にもこういう教科書があればなあ、と思ったのは内緒です *)
と言われていますが、どの業界の「先生」なのかはレビューからは窺い知ることはできませんでした。
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