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2012年2月 1日 (水)

読書メーターでの拙著短評

読書メーターで、拙著『日本の雇用と労働法』への短評が連投されました。

http://book.akahoshitakuya.com/b/4532112486

ハンギ

ちょっと左派的なのかな、と感じたけど好著だと思うし、労作だろう。記述はどちらかというと繰り返しが多く、もうちょっとまとめたり説明が必要なところがあったように感じた。戦前といっても明治の解雇自由の時代から説かれており、紆余曲折をへて現在の制度になった経緯がそれなりに分かります。1969年から年功序列が見直されているということが、個人的には衝撃的でした。ジョブ型かメンバーシップ型の雇用どちらが大事かというと、簡単には結論できないが、それなりに公平感を醸成するには年功制は見直しもやむなしだと思う。

かつばやし

ゼミの輪読用文献。入門書ながら取り扱う領域は幅広く、日本の労働制度全体を俯瞰的に見る上で良書だ。新規学卒採用、退職・解雇、人事異動、教育訓練といった日本的雇用システムに特徴的な制度や、女性労働、非正規雇用、中小企業労働の変遷などを戦前までさかのぼり丁寧に解説している。「メンバーシップ契約」をキーワードに日本的雇用のほとんどが説明できることを改めて実感。変容しているといわれる日本的経営だが、その根本は今後も長く維持されていくだろう。東大の秋入学など教育機関の新たな試みは日本的経営を崩す起爆剤となりうるのか。

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