読み忘れられていた拙著が・・・
もう2年半前になる2009年7月に出版された拙著『新しい労働社会』(岩波新書)が、その時に社労士の小塚真弥さんによって買われたのですが、読まれないまま2年半が過ぎ・・・
http://blog.goo.ne.jp/officekozuka/e/c74038d982597e5f62a8faba8d745818(読み忘れ)
>3年前の夏に購入していたようだ・・・。
なぜ読み忘れていたのだろう。
読み忘れられていた拙著を、何かのきっかけで見つけられたようで、
>昨今の雇用問題について、皮相な議論ではなく、歴史的経緯や諸外国の状況に言及ししつつ、問題を構造的に解説している。何より現実的な提言が、けれん味なくて素晴らしい。(偉そうでスミマセン)
と評していただいております。
現実社会の問題を取り上げて論じた本というのは、数年経つとあっという間に古びることが多いのですが(特に経済評論系)、さいわい拙著については、アクチュアルな本として読んでいただけているようで、有り難いことです。
「何より現実的な提言が、けれん味なくて素晴らしい」という評語が、わたくしの思いを見事に言い当てていただいていて、嬉しい限りです。
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