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2011年12月 5日 (月)

勝ち組からの労働人事の提言?

150402 海老原嗣生・荻野進介『名著で読み解く 日本人はどのように仕事をしてきたか』(中公新書ラクレ)は、各方面で大変評判が高いようですが、アマゾンカスタマーレビューを見ていたら、いささか見当外れではないかと思えるレビューが書かれていました。

http://www.amazon.co.jp/review/R2V66G3QQB7U2I/ref=cm_cr_pr_viewpnt#R2V66G3QQB7U2I

Goriさんという方のこのレビューでは、

>本書は基本的に「勝ち組からの労働人事の提言である著作」に対して 現在の視点から質問をぶつけその回答を得るという構造を持った本である。

日本人の「働き方」「企業マネジメント」に大きな影響を与えたと著者が認定するのは、 以下の13冊であるが、私はこれらの本の重点は資本家経営者側の「企業マネジメント」にあり、 労働者側はすすんで「働き方」を変えたというより変えざるを得なかったと思うのである。

>・・・著者には労働者側から書かれた同種の本についての本書と同じ構造を持つ本の執筆を望むものである。

正直申し上げて、拙著も含めて、そこで言われていることを「勝ち組からの提言」としか見えない視座こそが問題なのではないかと、わたくしは思います。

表層をなでただけの口先だけ「労働者側から書かれた」上滑り本よりも、遥かに本質的に職場で働く者の実存に立脚していると思いますよ。

もっとも、この評者には拙著など眼中にないのかも知れませんが。

>1958年『日本の経営』ジェームス・アベグレン
1969年『能力主義管理』日本経営者団体連盟
1974年『職能資格制度』楠田丘
1981年『日本の熟練』小池和男
1987年『人本主義』伊丹敬之
1993年『心理学的経営』大沢武志
1994年『日本の雇用』島田晴雄
1996年『知的創造企業』野中郁次郎・竹内弘高
1998年『人材マネジメント論』高橋俊介
1999年『雇用改革の時代』八代尚宏
2000年『コンピテンシー人事』太田隆次
2000年『定年破壊』清家篤
2009年『新しい労働者社会』

題名も違っているし、著者名もないし・・・。

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